交通事故死したサポーターに哀悼の意を表したトッティ(右) [写真]=Getty Images
21日のチャンピオンズリーグ・グループリーグ第3節でローマはバイエルンに1-7で敗戦。本拠地であるオリンピコ・スタジアムで記録的な大敗を喫した。
ローマのサポーターが同試合を観戦した後に交通事故で死去したことについて、同クラブの元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティが自身の公式HPで弔意を表明した。
交通事故で亡くなったのは、37歳のステーファノ・デ・アミーチスさんと息子で7歳のクリスティアンくんの2人。トッティはまず、大敗にも関わらず最後までチームに声援を送ったサポーターに感謝の意を述べ、「我々のサポーターは世界で唯一の存在だ。バイエルン戦の後にもう一度、どこにもいないサポーターであることを証明した。熱く、誇らしい態度を見せてくれた。すべてのサポーターに感謝したい」とコメントしたうえで、「残念ながら、私はとても深い悲しみの中にある。今はもうこの世界にいない2人、ステーファノと小さなクリスティアンくんにお別れをしなければならないからだ。彼らが愛したチームの主将として、人として、そして子を持つ父として、彼らの家族に哀悼の意を捧げる」と、綴った。
また、ローマの公式ツイッターも2人の死について言及し、「彼らの家族に心からの哀悼の意を表す」としている。