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パトゥム・ユナイテッドが独走のタイリーグ…上位対決を制し勝ち点差は16に

2021.02.19

[写真]=Getty Images

 佳境を迎えているタイリーグは17日、第20節で首位のBGパトゥム・ユナイテッドと2位のポートFCの直接対決が行われた。

 BGパトゥム・ユナイテッドは開幕から17勝2分けの無敗で首位を独走しており、2位のポートFCとの勝ち点差は13。今節を含めて残り11試合となった今季タイリーグの優勝争いを占うビッグマッチは、BGパトゥム・ユナイテッドのホーム・リオスタジアムで行われた。

 試合は30分にポートFCが韓国人MFコ・スルギのゴールで先制したが、BGパトゥム・ユナイテッドも直後の32分にセットプレーからブラジル人DFヴィクター・カルドソのゴールで同点に追いつく。その後は1ー1のまま進んだが、86分にBGパトゥム・ユナイテッドがFWチェーンロップ・サンパオディの決勝ゴールで逆転勝利を収めた。勝ったBGパトゥム・ユナイテッドはリーグ戦11連勝で、開幕から20戦無敗。一方のポートFCは痛い3連敗となり、勝ち点差は16に広がった。

 ブリーラム・ユナイテッドとムアントン・ユナイテッドによる「2強時代」が終わった今季のタイリーグは混戦が予想されたが、ふたを開けてみればBGパトゥム・ユナイテッドの独走状態。2部からの昇格組ながらもともとリーグ屈指の戦力を有しており、シーズン中にもMF丸岡満、FWティーラシン・デーンダー、リーグ100得点を誇るブラジル人FWジオゴ・ルイス・サントと次々と積極的な補強を行い、安定した強さを見せている。

 新型コロナウイルスの影響による2度のリーグ戦中断によって長引いている今シーズンのタイリーグは、3月末までに残る10節を消化する予定となっている。

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