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AFFスズキカップの再延期が決定…新型コロナの感染拡大収まらず開催は来年12月に

2020.12.08

AFFが東南アジアサッカー選手権の再延期を発表した [写真]=Getty Images

 ASEANサッカー連盟(AFF)は7日、新型コロナウイルスの影響で延期されている東南アジアサッカー選手権(AFFスズキカップ)の日程を来年12月開幕に再延期することを発表した。

 当初は「AFFスズキカップ2020」として今年11月から12月にかけて開催されることになっていたが、新型コロナウイルスの影響により大会の開催期間が来年の4月から5月に変更されることが9月に発表されていた。しかし、世界的な感染拡大が収まらないことから、今回、日程を再延期して来年12月5日から2022年1月1日の日程で開催することとなった。

 同大会は東南アジアのナショナルチーム王者を決める大会として、1996年に「タイガーカップ」の名称でスタート。2年に1度をベースに開催されており、今回で13回目を迎える。過去12大会ではタイが最多5回の優勝を誇り、続いてシンガポールが4度、ベトナムが2度、マレーシアが1度、タイトルを獲得している。2018年の前回大会ではタイがチャナティップをはじめとする海外組を招集できなかったこともあり、成長著しいベトナムが2度目の優勝を果たした。

 現在、タイ代表を率いる西野朗監督にとっては王座奪還を期待される重要な大会となる。10月、11月とタイ代表は国内組による強化合宿を行い、来年へ向けて再始動したところだったが、再度の大幅な日程変更となってしまった。

文=本多辰成

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