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【タイリーグ×日本人】丸岡満所属クラブは無敗をキープ、細貝萌所属クラブは5戦勝ちなしで6位転落

2020.10.27

ここまでリーグ戦無敗をキープするBGパトゥム・ユナイテッド [写真]=Getty Images

 10月24日、25日にタイリーグ1第10節が行われた。

 MF丸岡満が所属する首位のBGパトゥム・ユナイテッドは、アウェイでスコータイFCに3-2と勝利した。BGパトゥム・ユナイテッドはこれで8勝2分けとし、唯一、開幕からの無敗をキープしている。

 9月のリーグ戦再開直前に加入した丸岡は9月19日の第6節、タイトル争いのライバルであるポートFCとの一戦で、スタメンでデビューした。その試合では決勝点をアシストするなど幸先のいいスタートを切ったが、続く第7節のバンコク・ユナイテッド戦で負傷交代し、まだ復帰を果たせていない。

 日本人の滝雅美監督が率いる昨シーズンの王者チェンライ・ユナイテッドはアウェイでチョンブリーFCと対戦し、3-0で勝利。チェンライ・ユナイテッドは6勝2分け2敗の勝ち点20で暫定2位をキープした。次節は勝ち点6差の首位BGパトゥム・ユナイテッドをホームに迎える天王山で、タイトルの行方を占うビッグマッチとなる。

 石井正忠監督率いるサムットプラカーン・シティはホームでスパンブリーFCと対戦し、試合終了間際にPKを献上して1-2と逆転負けした。サムットプラカーン・シティは2勝4分け4敗の勝ち点10で16チーム中12位と、波に乗り切れない状況が続いている。

 MF細貝萌が所属するバンコク・ユナイテッドは、アウェイでナコーンラーチャシーマーFCと対戦し、1-1の引き分けに終わった。今シーズン、ブリーラム・ユナイテッドから移籍した細貝は新天地でもスタメンに定着し、2月のリーグ月間MVPを受賞するなど順調なスタートを切っていた。しかし、チームは開幕5連勝から一転、4連敗を含む5戦勝ちなしという急失速で6位まで転落しており、苦しい状況を迎えている。

文=本多辰成

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