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タイ代表メンバー発表…チャナティップ、ティーラトンら“Jリーグ組”は選外に

2020.10.05

西野監督は13人もの選手を初招集 [写真]=Getty Images

 10月7日から11日まで行われる強化合宿に臨むタイ代表メンバー28名が発表された。

 新型コロナウイルスの影響でタイへの入国が正常化していないこともあり、チャナティップ、カウィン(北海道コンサドーレ札幌)、ティーラトン(横浜F・マリノス)、ティーラシン・デーンダー(清水エスパルス)のJリーグ組は選外となっている。

 また、今回は合宿期間中にリーグ戦の試合が予定されているブリーラム・ユナイテッド、BGパトゥム・ユナイテッド、バンコク・ユナイテッド、ラチャブリーFCの4チームの選手も招集されていない。タイリーグは9月12日に再開されたが、再開直前にブリーラム・ユナイテッド所属の選手に新型コロナウイルスの陽性反応が出たため、一部のリーグ戦の日程が延期されていた。

 そんな状況下でタイ代表を率いる西野朗監督は、13人もの選手を初招集した。今年1月のAFC U-23選手権でベスト8入りしたU-23タイ代表で存在感を見せたMFソラウィット・パーントーン、シーズン開幕前に清水エスパルスへの移籍の噂が浮上していたDFティタウィー・アクソンシリーら、U-23世代から複数の選手が初のA代表入り。2017年に鹿児島ユナイテッドFCでプレーしたFWシティチョーク・パソも初招集された。

 ブリーラム・ユナイテッド、BGパトゥム・ユナイテッド、バンコク・ユナイテッドの強豪3チームから選手が招集されていないため、滝雅美監督が率いる昨シーズン王者チェンライ・ユナイテッドと、石井正忠監督率いるサムットプラカーン・シティからそれぞれ最多の6選手が招集される結果となった。

 7日から合宿に入るタイ代表は、10日にタイリーグ2部のナコンパトム・ユナイテッドと対戦する予定。昨年7月に就任してすぐにワールドカップ予選に突入することになった西野監督にとっては、新戦力発掘の貴重な機会となる。

【タイ代表28名】
▼GK
サラーノン・アヌイン(チェンライ・ユナイテッド)
パティワット・カムマイ(サムットプラカーン・シティ)
ピーラポン・ルアンニン(スコータイFC)

▼DF
スリヤー・シンムイ(チェンライ・ユナイテッド)
ニティポン・セーラーノン(ポートFC)
ケヴィン・ディーロムラム(ポートFC)
ヌクーンキット・クルッヤイ(スコータイFC)
スパナン・ブリーラット(サムットプラカーン・シティ)
ジャカパン・プライスワン(サムットプラカーン・シティ)
スポーン・ピーナカーターポー(ムアントン・ユナイテッド)
チンナパット・リーオ(チェンライ・ユナイテッド)
サリンカーン・プロムスパ(ムアントン・ユナイテッド)
ティタウィー・アクソンシリー(ポートFC)

▼MF
ピティワット・スクチタマクン(チェンライ・ユナイテッド)
エカニット・パンヤー(チェンライ・ユナイテッド)
ピーラドン・チャムラッサミー(サムットプラカーン・シティ)
パトムポン・ジャルンラッタナーピロム(ポリス・テロFC)
パヌポン・ポンサー(チョンブリーFC)
ティーラポン・ヨッユーイ(サムットプラカーン・シティ)
ウィーラテープ・ポムパン(ムアントン・ユナイテッド)
ソラウィット・パーントーン(ムアントン・ユナイテッド)
ジャルンサック・ウォンコーン(サムットプラカーン・シティ)
チョーティパット・プムケーオ(チェンライ・ユナイテッド)
クリッサダー・カーメーン(チョンブリーFC)
カノクポン・プッサパーコム(ポリス・テロFC)

▼FW
アディサック・クライソーン(ポートFC)
アーティット・ブッジンダー(ポリス・テロFC)
シティチョーク・パソ(トラートFC)

文=本多辰成

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