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オランダの逆転劇に貢献したカイト「代表100試合目が父の命日だったのは偶然じゃない」

2014.06.30

豊富な運動量でオランダの逆転劇に貢献したカイト(右) [写真]=Getty Images

 オランダ代表は29日、ブラジル・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦でメキシコ代表と対戦し、終盤の2ゴールで2-1で勝利した。この試合で複数のポジションをこなして逆転劇に貢献したディルク・カイトが試合後にオランダの公共放送『NOS』のインタビューに答えた。

 気温30度以上という過酷な条件でのプレーとなったことについて「僕はバカンスで何度かアルバ(西インド諸島)に行ったことがあるけど、あそこでも10分もプレーできないくらいに暑い。今日の試合は同じくらいの暑さだった。こんな気温で試合をしたのは初めてだよ」とコメント。

 また、メキシコ戦が代表100試合目となったカイトは「僕の父親は7年前の今日に亡くなったんだ。代表100試合目が父の命日だったのは偶然じゃないと思う」と自身にとっても記念となる試合を振り返った。

 この試合で左サイドバックで先発したカイトは後半に右サイドバックからセンターフォワードと様々なポジションでプレーしたことについて「ファン・ハールが僕を信頼して起用してくれたことが嬉しい。僕は左サイドバックでもプレーすることができることをキャンプからアピールしていたからね」とチームに貢献したことを喜んだ。

 2004年に代表デビューを果たしたカイトは、メキシコ戦で史上7人目となる代表100キャップを達成している。

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