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C・ロナウドがキャリアの転機を告白「親友から譲られたゴールでスポルティングに入れた」

2014.05.20

C・ロナウドは親友に譲られたゴールでキャリアが変わったと告白した [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードでプレーするクリスチアーノ・ロナウドのサッカー人生は、少年時代、親友のアウベルト・フランタウから“プレゼントしてもらった”ゴールが大きな転機となったようだ。5月20日発売の書籍『メッシとロナウドから学ぶ才能の伸ばし方 サッカー上達のための10の条件と10の教訓』の中で、そのエピソードが明かされている。

 CDナシオナルのユースチームでプレーしていた頃、スポルティング・リスボンの関係者が試合の視察に訪れ、「より多くのゴールを決めた選手がうちの下部組織に入れる」と発言。試合は3-0で勝利したが、C・ロナウドいわく「1点目は僕が決めて、2点目はアウベルトがヘディングで決めた。そして3点目は、僕たちにとってすごく印象深いゴールだった」

 C・ロナウドは次のように続けている。

「アウベルトがGKと一対一になり、僕は彼のそばを走っていた。すると彼は僕にパスを送り、僕がそのボールを決めたんだ。そして僕はスポルティングの下部組織に行くことになった。試合後、僕は彼に近づいて『どうして僕にパスを出したんだい?』と聞いたよ。すると、彼は『お前が俺よりもうまいからさ』だって」

 才能を認めてくれた親友のお膳立てからゴールを決め、スポルティング・リスボンの下部組織入りを果たしたC・ロナウドは、1シーズンの間にU-16、U-17、U-18、Bチームを次々と駆け上がり、トップチームに昇格。一方、GKと一対一で、自身が得点を決められる状況ながら絶好のパスを出してくれた友人のアウベルト・フランタウは、この試合の直後に選手としてのキャリアが終わったとのこと。失業中にもかかわらず所有する大きな家や高価な車は、すべてC・ロナウドからプレゼントされたものだという。

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