2012.05.31

ブラン監督「グルキュフには不確定要素が多過ぎた」

 フランス代表のローラン・ブラン監督は30日、前日に発表したユーロ2012に向けた最終リストで、ボルドー指揮官時代の愛弟子であるリヨンMFヨアン・グルキュフを外すという驚きの決断を下した理由を説明した。

「我々が彼を暫定メンバーに選んだのは、チームの重要な役割を担って欲しかったからだ。だが残念ながら、合宿初日からの5日間の状態、直前の試合でのパフォーマンス、新たな足首の故障と、彼を取り巻く状況には不確定要素が多過ぎることが確認されてしまった。なによりも、彼はやっかいな怪我を再発させたことで、フィジカル・コンディションを落としている」

 実際、リヨンに加入して以来のここ2シーズン、度重なる故障の影響もあって期待を大きく裏切っているグルキュフは、27日にアイスランド代表とのテストマッチでも不発に終わり、1点ビハインドの75分にピッチを後にした際にはホームの観客からもブーイングを浴びせられた。そのうえ、自身との交代で入ったバイエルンMFフランク・リベリーの活躍により、フランス代表は終盤の連続ゴールで3‐2と逆転勝利を収め、グルキュフの影はさらに薄くなっていた。

 ブラン監督は一方、攻撃陣の組み合わせに関して、これまで採用してきたレアル・マドリードFWカリム・ベンゼマのワントップだけでなく、今シーズンのリーグ・アンで得点王に輝いたモンペリエFWオリヴィエ・ジルーを加えたツートップもオプションとして検討していることを明らかにした。

「ベンゼマとジルーはピッチ上で共存可能だ。彼らはいずれも個性に溢れた選手だが、お互いに補完し合えると、私は確信している。その一方で、選手起用は戦術面やチームバランスを考えて判断を下さなければならない」

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