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ネイマール主催の変則5vs5バトルに44カ国47チームが出場…本人が大会に登場

2016.07.27

 エナジードリンク・ブランドのレッドブルは、契約選手であるネイマールのアイデアと哲学に基づいた16歳~25歳のアマチュア・サッカープレーヤー向けの世界大会『ネイマール・ジュニア・ファイブ』を7月9日(土)に開催。大会はブラジル・サンパウロ郊外にあるスタジアム「ネイマールJr教育センター」で行われた。

 大会には44カ国から出場した47チームが参加。日本予選を勝ち抜いて代表の座を勝ち取った「Team Oh My God」も参戦した。Team Oh My Godはグループ予選で、モーリシャス、トルコ、アメリカ、マルタと同居。マルタに勝利したものの、残り3カ国に敗れてグループリーグ敗退が決まった。

 決勝トーナメントを勝ち抜き決勝まで勝ち上がったのは、ブラジル代表とオランダ代表。熱戦の末に、ブラジル代表が戴冠を果たした。決勝後、ネイマールは優勝したブラジル代表のチームとスペシャルマッチを行い大会を楽しんだ。

 ネイマール・ジュニア・ファイブは、16歳~25歳のアマチュア選手を対象にしたキーパーなしの5対5で行う10分間のサッカーゲーム。フットサルと異なり、片方のチームが得点するごとに、得点を入れられたチームの選手が1名退場となる。10分間、相手より多く選手がフィールドに残っているチームが勝利となる。

 日本の地方予選参加―チームを含め、全世界で1万以上のチームから6万5千人以上の選手がワールドファイナルに向けて予選を戦い、44カ国の47チームがこの世界大会に出場。Team Oh My Godは、全国13カ所で開催した地区予選を勝ち抜いた13チームの1つとして5月14日(土)に名古屋で開催したJapan Finalで優勝し、ブラジルへの切符を手にした。

 グループリーグで敗れた日本代表は、大会を振り返り「街中で見かけるテレビは全てがサッカー番組を流し、路上や砂浜は朝から晩までサッカーを楽しむ人が絶えること無く、生活の一部にサッカーがあるのを感じました」と、サッカー王国ブラジルの強さの理由を肌で感じただけでなく「球際の強さや、ボールの持ち方、試合の勝ち方など全てにおいて勝っている点はありませんでした。アルゼンチンやベルギーの選手たちも暇さえあればホテルの廊下や部屋でボールを蹴っていました。彼らとミニゲームをする機会があったのですが1回も勝てず、改めて海外で活躍している日本人選手たちの凄さを感じました」と話した

 メンバーの一人は「自分は英語があまり話せないのですが、言葉が通じなくも他国代表たちとボールで遊び、一緒にご飯を食べながら、たくさんコミュニケーションを取ることが出来ました」と、サッカーを通じて世界とつながること、そして「世界では年齢の壁などなく、他人を見下さずに互いを尊重し、全員が対等に会話していました。言葉は通じなくても、すれ違えば挨拶してハグや握手をする。日本には無い文化ですが非常に心地よく、心が通じ合う気がしました」、「ネイマール・ジュニア・ファイブという1つの大会、言うなればボール1つであそこまで世界各国の人たちとつながるって本当に凄いなと感じました。みんな最高の奴らばっかりでした。彼らと試合できたこと、遊んだこと、食事したこと、会話し笑い合えたこと、全てが一生の思い出となりました。オブリガード!」と、チームメンバー全員、ブラジル滞在中の5日間、有意義な時間を過ごせたと明かした。

 ネイマール・ジュニア・ファイブはアマチュア選手を対象としたサッカーの新たな世界大会。海外で活躍する日本人選手同様に、今回参加した日本代表のメンバーたちは、球際の強さ、勝利への貪欲さ、試合の勝ち方などでの課題を口にした。本大会は来年も開催予定となっている。

旅するボール〜Red Bull Neymar Jr`s Five〜 レポート映像公開!

By サッカーキング編集部

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