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【激アツ 本当はこんなにおもしろいJ2のススメ】J2あるあるベスト11

2016.08.26

日の当たることの少ないJ2リーグ……でも、応援や観戦にはやっぱり悲喜こもごもがあります。

スタジアムへの行き方に迷ってサポーター同士の友情が芽生えたり、日曜開催だから翌日の仕事がつらくて土曜開催をうらやましく思ったり……。元日本代表が活躍していたり、気になるクラブハウスがあったり……。


そんな“J2あるある”をJ2をこよなく愛するサッカーファンがベスト11形式で紹介します! J2ファンなら思わずニヤリとしてしまうものもあるかもしれません。

文=中川翔士、近野章、三好記彰、望月遼太(サッカーキング・アカデミー
写真=Getty Images

【J2あるある01】
『やべっちFC』に映るとテンションMAX
J1メインのコーナーが多いので、J2の試合やチームについて触れられるとJ2ファンとして盛り上がる。自分の好きな選手やチームについてならなおさらうれしい。J2から昇格したチームに対しては特別な気持ちになる。

【J2あるある02】
ひょんなきっかけでJ2好きになる
もともとJ1クラブのサポーターだったが、いろいろあってJ2クラブも好きになったという人も多い。好きな選手がJ2に移籍した、出身地にJ2クラブができた、気まぐれ、偶然見ていたら面白そうな選手を見つけた、嫁の実家のクラブだ……など、きっかけはさまざまだ。

【J2あるある03】
アウェーの時はちょっとした小旅行気分になる
アウェー戦の前は相手ホームスタジアムの場所を検索して、スタジアム周辺の宿泊施設や地域の名物料理を調べる。応援ついでにその地域で有名なものは食べておく。試合後の余った時間の使い方を計画するのも楽しみの一つだ。
プリント

【J2あるある04】
日曜ナイターは泣ける。でも明日からまたがんばれる
夏場のキックオフが19時の場合、試合が終わるのは21時ごろ。サポーター同士の打ち上げに行きたい気持ちを抑え、帰りの電車で携帯を見ながら次の日の仕事へ向け気持ちを整理する。日曜の就寝時間が遅くなっても、勝利を目指した選手たちのひたむきさが翌日の活力になる。

【J2あるある05】
V・ファーレン長崎のクラブハウスがすごい
長崎のクラブハウスは今はやりの古民家風。まさにクールジャパン。

【J2あるある06】
シャトルバスはどこだ!?
最寄り駅に着けばなんとかなる! とも限らない。シャトルバスがなく一般の路線バスで行くしかなかったり、その駅に案内図がなかったりする。仕方なくバス案内所で聞いてみると「サッカー? あぁ、どれでも大丈夫だよ!」とか言われて余計に不安が押し寄せたりすることもある。気を抜くな。

【J2あるある07】
バス、本当にこれで合ってるか?
ようやく見つけたバスの中にサッカーのユニフォームを着た人が全然いなかったり、人里離れた森の中をどんどん進んで行ったり、隣の人に「このバス、スタジアムの近くまで行きますか?」と聞いても「えっ! 動物園なら行きますけど」と言われたり、ものすごい渋滞で歩いている人にガンガン追い抜かれて1時間経っても着く気配がなかったり、結局なんだかよく分からない所で降ろされてしまったり、まぁいろいろあるかもしれません。でも、安心してください、なんとかなりますよ。
プリント

【J2あるある08】
秋も深まる頃、ついつい“浮気”してしまう
自分の応援しているクラブに昇格や降格の可能性がなくなると、つい他クラブ(大抵は前評判の低いクラブ)を応援したくなることがある。「俺たちのかたきを……」「どうせ勝つなら……」「ここが降格すると悲しい……」「今年あそこには世話になった……」などなど。そして翌シーズン、そんな思いはきれいに忘れ去られる。しょせん、浮気は浮気なのだ。

【J2あるある09】
「オークボ」といえばこっちの「大久保」である
J2サポーターにとっての「オークボ」といえば、大久保嘉人(川崎フロンターレ)ではない。J1リーグ戦における通算最多得点を記録しているストライカーではなく、J2リーグにおいて最多得点を記録している大久保哲哉(横浜FC)がJ2サポーターにとっての「オークボ」だ。190cmの長身を生かして空中戦や強烈なシュートでコンスタントに結果を残す大久保哲哉も、日本サッカーの歴史に名を残す偉大なストライカーなのだ。
Yokohama FC v Consadole Sapporo - J.League 2

【J2あるある10】
活躍した選手のJ1個人昇格を覚悟する
実際に見ていて「J2レベルではないな」と感じる選手に対しては、「来シーズンはここにはいないかな……」と別れを覚悟してしまう。米倉恒貴(ガンバ大阪)、高橋峻希(ヴィッセル神戸)、ネイツ・ペチュニク(大宮アルディージャ)などが好例だ。予算規模や本人たちの未来を考えれば致し方のないものであり、米倉が日本代表に選出された際には「自分たちのクラブから選ばれた」という心境に近いものを覚えた千葉ファンも少なくなかったはずだ。

【J2あるある11】
J1から別のチームへのJ2出戻り組はとにかく悲しい
一方で、都倉賢(コンサドーレ札幌)、船山貴之(ジェフユナイテッド千葉)、パウリーニョ(松本山雅FC)など、ステップアップとなる移籍を果たしたものの、十分な出番を確保できずにJ2へ戻ってきてしまう選手も少なくはない。J1において本来の実力を見せられなかったことに加え、これからはひいきチームの対戦相手となってしまうこともあって、悲しくて悲しくて仕方がなくなる。

※データは2016年8月26日時点

■3つのポイントが、J1昇格を巡る争いを盛り上げる!

なかなか日の目を見ないJ2ですが、実はたくさんの魅力があります。毎週日曜日、J2を見ながらドキドキワクワクしてみませんか?
3つのポイントが、J1昇格を巡る争いを盛り上げる!

■ダイヤモンドの原石たち

香川真司や柿谷曜一朗が証明してみせたとおり、J2はダイヤモンドの原石たちが輝く舞台でもある。今シーズンも、さらなる飛躍を果たすべく、新星たちがJ2の荒波の中で躍動している。
ダイヤモンドの原石たち

■J2から羽ばたいた男たち

「日本人で有名な選手はみんなもともとJ1なんでしょ?」。こんなふうに思っている人は少なくないのではと思います。でも、それは勘違いです。J2にもダイヤモンドはいるんです! J1から来た者、数々のクラブを経験する中で芽が咲いた者、恩師に見いだされた者……J2には選手の様々な波乱の人生が見えます。その中でも才能に溢れながらも努力を続け、名声を勝ち取った男たちがいます。
J2から羽ばたいた男たち

■カズさんに会いたいから横浜FCの練習場に行ってみた。

誰もが知るJ2戦士といえば、カズさんこと三浦知良だ。横浜FCに所属し、Jリーグ最年長ゴール記録を更新し続けている。日本サッカー界の英雄に会いに行こう――俺たちは、ひと夏の思い出をつくるべく冒険を計画した。これこそ「激アツ 本当はこんなにおもしろいJ2のススメ」という特集のメーン企画と言っていい。スティーブン・キング原作の映画『スタンド・バイ・ミー』の少年たちのように胸をわくわくさせながら、俺たちは横浜FCの練習場「LEOCトレーニングセンター」を目指した。
カズさんに会いたいから横浜FCの練習場に行ってみた。

●当記事はサッカーキング・アカデミーの短期セミナー「サッカーキングの特集ページを作ろう!」の参加者が企画立案から原稿執筆まで担当しました。
●「編集・ライター科」と「カメラマン科」について詳しく知りたい方は、資料請求でスクールパンフレットをお取り寄せください。送料無料です。

サッカーキング・アカデミー

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