2016.08.26

【2016-17シーズンを盛り上げる“新世代たち”】ヤングスターベスト11編

編集者、サッカーライター、スポーツカメラマンを目指す人のためのアカデミー

 ポール・ポグバ、ハリー・ケイン、パウロ・ディバラ……欧州のビッグクラブでは才能あふれる“ヤングスター”たちが躍動している。彼ら以外にも、注目すべき若き逸材は多い。2016-17シーズンを盛り上げる“新世代たち”をベスト11形式で紹介する。

文=藤田皓己、今崎新也、萩原仁、真渡翔(サッカーキング・アカデミー
写真=Getty Images

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ティモ・ホルン
■GK
■所属:ケルン(ドイツ)
■1993年5月12日生まれ|192cm・90kg
■国籍:ドイツ
1. FC Koeln v SV Darmstadt 98 - Bundesliga
 GK大国ドイツにおいて各世代代表の常連として頭角を現してきた。マヌエル・ノイアーの後継者候補と目されており、リオ・オリンピックにも出場した。

 近距離から放たれるシュートに対する反応が鋭く、精度の高い左足で攻撃の起点にもなる。ケルンではユース時代から10年以上在籍する生え抜きで、2019年まで契約を延長するなど、クラブを象徴する選手として成長を続けている。

マティアス・ギンター
■DF
■所属:ボルシア・ドルトムント(ドイツ)
■1994年1月19日生まれ|189cm・87kg
■国籍:ドイツ
■A代表出場歴:9試合・0得点
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 優れたユーティリティ性を兼ね備えるDFだ本職はセンターバックだが、守備的MFや右サイドバックも難なくこなす。正確なポジショニングを生かした安定した守備が持ち味で、一対一のディフェンスも強い。右サイドバック時は攻め上がるタイミングの良さと精度の高いクロスでチャンスを演出する。

 若手育成に定評があるドルトムントで20歳という若さで5年契約を結んだとおり、大きな期待を寄せられている。2014年3月にすでにA代表デビューを果たしている。

ニクラス・ズーレ
■DF
■所属:ホッフェンハイム(ドイツ)
■1995年9月3日生まれ|195cm・97kg
■国籍:ドイツ
Bundesliga - "1.FC Köln v TSG 1899 Hoffenheim"
 U-16からU-21まで各年代のドイツ代表をすべて経験し、リオ・オリンピックにも出場した。屈強な体格を生かした対人プレーや空中戦、巧みなインターセプトには定評があり、同国A代表の元主将ペア・メルテザッカーの後継者候補として注目が高まっている。

 ビッグクラブとの対戦にもの怖じせず、トップチームデビューから半年後の2013年11月のバイエルン戦では、ブンデスリーガ初得点を記録している。

ディエゴ・ジョレンテ
■DF
■所属:マラガ(スペイン)
■1993年8月16日生まれ|186cm・75kg
■国籍:スペイン
■A代表出場歴:1試合・0得点
Rayo Vallecano v Getafe CF - La Liga
 レアル・マドリードから武者修行の旅に出て2年目に突入する。昨シーズンは攻撃志向の強いパコ・へメス監督率いるラージョで、ビルドアップができるセンターバックとして才能に磨きをかけた。

 新シーズンはマラガでプレーする。昨シーズン、リーガ4位タイの35失点と、安定した守備を見せたマラガでセンターバックとしてさらに成長できれば、苦しい時期が続くスペイン代表を引き上げる存在にもなれる。

ルベン・ネヴェス
■MF
■所属:ポルト(ポルトガル)
■1997年3月13日生まれ|180cm・72kg
■国籍:ポルトガル
■A代表出場歴:2試合・0得点
FC Porto v SC Braga: Portuguese Cup Final
 まだ19歳ながら、ポルトガルの強豪ポルトで司令塔として活躍する。主戦場はボランチで、正確な足元の技術と広い視野、冷静な判断力でパスを展開していく。攻守において全体のバランスをとるプレースタイルから、ポルトガルでは「パウロ・ソウザ2世」と呼ばれ期待も大きい。

 チャンピオンズリーグ史上最年少キャプテンという記録を更新し、欧州中からの注目度はさらに高まった。マンチェスター・ユナイテッドやリヴァプールなどが興味を持っているといううわさもあった。

セルジュ・ニャブリ
■MF
■所属:アーセナル(イングランド)
■1995年7月14日生まれ|173cm・73kg
■国籍:ドイツ
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 コートジボワール人の父とドイツ人の母を持つ。2012年夏にイングランドの名門アーセナルとプロ契約を結び、17歳にしてプレミアリーグデビューを果たした。主戦場は左サイドハーフで、高い身体能力を生かしたドリブル突破や裏へ抜け出すタイミングの良さを持ち味とする。

 リオ・オリンピックでは6試合に出場し6ゴールをマーク。ドイツの準優勝に貢献した。この活躍を受け、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は「彼との契約を延長したい」と絶賛した。

バルトシュ・カプストカ
■MF
■所属:レスター(イングランド)
■1996年12月23日生まれ|179cm・60kg
■国籍:ポーランド
■A代表出場歴:11試合・2得点
International Champions Cup 2016 - Leicester City v Barcelona
 各年代で代表に選出され、昨年9月のジブラルタル戦で、18歳でA代表デビューを果たすと、この試合で代表初ゴールも決めた。今夏のEURO2016本大会では4試合に出場。しなやかなボールタッチで自らのセールスポイントを世界へ示した。

 新シーズンからは岡崎慎司が所属するプレミア覇者レスターでプレーする。昨シーズン得点源となったジェイミー・ヴァーディ、リヤド・マレズへボールをつなぐ役目が期待される。バイタルエリアでボールを受け前を向くプレーは、レスターの攻撃に新たな選択肢をもたらすはずだ。

ムアメール・タンコビッチ
■MF
■所属:AZ(オランダ)
■1995年2月22日生まれ|180㎝・74㎏
■国籍:スウェーデン
■A代表出場歴:1試合・0得点
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 両親はボスニア・ヘルツェゴビナ出身。同国代表のエース、エディン・ジェコからボスニア・ヘルツェゴビナ代表入りを説得されたが、本人は生まれ育ったスウェーデンでの代表入りを選択した。

 狭いスペースを巧みに突く正確なスルーパスに加え、数的不利な局面においても相手DFを置き去りにするしなやかなドリブルが特長だ。19歳でA代表デビューを飾っており、スウェーデン代表の次世代を担う司令塔として注目が高まっている。

ガブリエウ・ジェズス
■FW
■所属:パルメイラス(ブラジル)
■1997年4月3日生まれ|178㎝・73㎏
■国籍:ブラジル
Palmeiras v Atletico Paranaense - Brasileirao 2016
 小柄ながらトリッキーで意外性のあるドリブルからゴールを狙っていく。2015年にパルメイラスのトップチームに昇格し、2シーズンで公式戦67試合26得点を記録した。ガブリエウ・バルボーサ・アウメイダとともにブラジル期待の新ストライカーと目されており、リオ・オリンピックにも出場した。

 メガクラブが争奪戦を展開する中、2017年1月からのマンチェスター・シティ加入が決定した。同クラブのジョゼップ・グアルディオラ監督が直接本人に対して移籍の説得を行った事実からも、期待の大きさがうかがえる。

ガブリエウ・バルボーサ・アウメイダ
■FW
■所属:サントス(ブラジル)
■1996年8月30日生まれ|178㎝・73㎏
■国籍:ブラジル
■A代表出場歴:4試合・2得点
Santos v Internacional - Brasileirao Series A 2015
 リオ・オリンピックに出場したブラジル期待の新星で、「ネクスト・ネイマール」の異名を取る。8歳でネイマールと同じサントスの下部組織に入団し、16歳までに600以上のゴールを決めてきた。その得点能力の高さから、ガブリエウとゴールを合わせた「ガビ・ゴール」の愛称で親しまれている。

 左足から放たれる正確無比なキックが武器で、自らゴールを奪うこともアシストで得点をもたらすこともできる。センターフォワードだけではなく、ウイングやトップ下など、攻撃的なポジションであればどこでもこなす。

ユリアン・ブラント
■FW
■所属:レヴァークーゼン(ドイツ)
■1996年5月2日生まれ|181cm・75kg
■国籍:ドイツ
■A代表出場歴:1試合・0得点
SC Verl v Bayer Leverkusen  - Friendly Match
 若きタレントが多く輩出するドイツにおいても、その傑出した才能から「ワンダーボーイ」と称される。ドリブル、パス、シュートと、アタッカーとして必要な能力のすべてを兼ね備えている。

 主戦場は2列目で、豊富なアイデアからトップやサイドの選手と連係し、狭いスペースを苦にせず敵陣を打開していく。各年代の代表に選出されており、リオ・オリンピックでは全6試合に出場し準優勝に貢献した。

※データは2016年8月26日時点

■驚異の10代

 新世代の台頭を繰り返すサッカー界において、驚異的な数字や記録を叩き出し、欧州のトップリーグでその名をとどろかせる10代の選手たちも少なくない。今シーズンから欧州のトップクラブに戦いの場を移したティーンエイジャーの前には、無限の可能性が広がっている。
驚異の10代はこちら

■サラブレッド

 かつて自国代表で100以上のキャップを達成した英雄たちの血が引き継がれている。時を経て今、彼らの息子たちもまたプロサッカー選手としてその名をとどろかせている。良血のヤングスターは新たな伝説を作れるのか、要注目だ。
サラブレッドはこちら

■アジアの新星

 今やアジアの選手が若くして欧州で存在感を発揮する時代となった。香川真司、ソン・フンミンに続き、さらに若い世代が続々と出てきている。母国のみならず世界のスターを目指すアジアの新星に注目だ。
アジアの新星

●当記事はサッカーキング・アカデミーの短期セミナー「サッカーキングの特集ページを作ろう!」の参加者が企画立案から原稿執筆まで担当しました。
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