57分までキャプテンマークを巻いた中野伸哉(21年3月撮影) [写真]=Getty Images
第48回モーリスレベロトーナメントのグループステージ第2節が3日に行われ、U-19日本代表はU-21コモロ代表と対戦した。
5月31日に行われた初戦ではU-21アルジェリア代表と対戦。冨樫剛一監督が新型コロナウイルス陽性で不在のなか、57分に北野颯太が挙げた虎の子の1点を守りきり、白星スタートを切った。
コモロ戦も船越優蔵コーチが引き続きベンチで指揮。アルジェリア戦からはスタメンを5人変更し、工藤孝太、屋敷優成、福井太智、髙橋センダゴルタ仁胡、中村仁郎がスタメンに名を連ねた。
日本は前半、リーチとスピードで勝るコモロの身体能力に苦戦。ファイナルサードまで押し込めず、多くのシュートを打たれたが、ゼロに抑えてスコアレスで折り返す。
後半になってからは日本も相手DFラインの背後を突けるようになり、徐々にゴールへ迫る場面が増える。81分には升掛友護が相手DFと入れ替わった升掛友護が相手GKとの一対一を迎えるが、シュートは防がれる。
アルジェリア戦と同様にGK木村凌也を中心とした守備陣の好守が光り、0-0で試合終了。PK戦に突入する。
先攻コモロの1人目が成功すると、日本の1人目を務めた宇野禅斗はGKにコースを読まれて止められる。コモロは2人目も成功すると、日本の2人目を務めた二田理央もGKに防がれる。コモロの3人目は木村に止められたが、日本の3人目を務めた升掛友護まで相手GKヤニック・パンドールにコースを読まれてしまう。コモロの4人目が成功し、PK戦は3-0でコモロが制した。
PK戦で勝利したコモロが勝ち点「2」を獲得し、日本は勝ち点「1」を獲得。両者は勝ち点「4」で並んだ。次戦は6日に行われ、日本はコロンビア、コモロはアルジェリアと対戦する。
【スコア】
U-19日本代表 0-0(PK戦:0-3) U-21コモロ代表
【スターティングメンバー】
日本(4-4-2)
木村凌也;中野伸哉(57分 前田ハドー慈英)、菊地脩太、工藤孝太、松田隼風;屋敷優成、山根陸(70分 北野颯太)、福井太智、髙橋センダゴルタ仁胡(57分 升掛友護);中村仁郎(46分 宇野禅斗)、横山歩夢(81分 二田理央)
By サッカーキング編集部
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