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自身3度目のW杯出場へ…大迫が最終予選突破へ意気込み「これ以上負けるわけにはいかない」

2021.11.09

W杯への思いを語った大迫 [写真]=Getty Images

 ヴィッセル神戸の日本代表FW大迫勇也が、FIFAワールドカップへの思いを明かした。8日、FIFAの公式サイト『FIFA.com』が伝えている。

 現在31歳の大迫は、2009年に鹿島アントラーズへ入団した。5シーズン在籍した同選手は公式戦通算187試合に出場し62ゴールの成績を残すと、2014年冬に1860ミュンヘンへ自身初の海外移籍。その後、ケルン、ブレーメンでプレーした大迫はブンデスリーガ通算181試合に出場し26ゴールを記録している。


 2度のW杯出場経験を持つ大迫は、現在行われているW杯カタール2022アジア最終予選について「これ以上負けるわけにはいかないという状況。国民の期待を感じているから、ピッチで良いパフォーマンスをすることだけを考えている」とコメント。続けて「オーストラリア戦をターニングポイントとして振り返ることができれば最高。あの試合でやった、“闘争心” “攻守の切り替えの速さ” “選手一人ひとりが走って力を出し切る”ことなどは、絶対に必要だった」とオーストラリア代表戦の勝利の要因を明かした。

 また、2018のW杯・グループH第1節コロンビア代表戦について、大迫は「コロンビア戦でのゴールは僕にとって思い出深い。あのゴールは、コロンビアに追いつかれた状況で、再び突き放したもの。結果的に決勝点となったから、純粋な喜びでいっぱいだった」と回顧。続けて「ワールドカップでゴールを決めることは、子供の頃からの夢。それを実現できたのは良かったし、またチャンスはある。そのためには、まずクラブで良い成績を残さなければならない」と胸中を明かした。

 最後に、ブレーメン在籍時にはトップ下での出場が多かった大迫は「神戸に来たのは、もう一度、フォワードとしてプレーしたいと思ったから」と告白。続けて「ヴィッセル神戸からのオファーは完璧にマッチしていた。移籍で一番大切なのはタイミング。今回は、双方にとって最適なタイミングだったと思う」と移籍決断の理由を語った。

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By サッカーキング編集部

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