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遠藤航、難敵2連戦は「しっかり勝つことを目指して」…クラブでの役割変化にも言及

2021.10.04

遠藤航 [写真]=Getty Images

 日本代表MF遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)が、4日にメディア対応を行なった。

 FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選でここまで1勝1敗の日本代表。9月のシリーズを振り返った遠藤は、「(敗れた)オマーン戦に関しては戦い方云々よりもベースの部分、しっかり戦うだったり、切り替えの早さなどを見失っていました。僕がピッチ上で厳しい声をかけるべきだったかなとかは考えたりしました」と、反省の弁を口にした。また、「今は代表でずっと試合に出させてもらっていて、ある意味中心としてやっていかなければいけないという感覚が少しづつあるので、そこの厳しさはもっとピッチで表現してもいいのかなとも考えています」と責任感も示している。

 10月はサウジアラビア代表、オーストラリア代表と対戦。7日に対戦するサウジアラビアを「しっかりボールを動かしてくる。チームとしての完成度はすごく高い」と警戒した遠藤は、「ポジティブなことを言えば、前回代表から時間が空いていない。9月・10月・11月の代表ウィークはトータルで結果がどうかが重要」とも述べ、連戦に向けて次のように意気込みを示した。

「この2試合大事なのは選手含めてみんなわかっています。僕らは一敗しているので、アウェイだろうがホームだろうがしっかり勝ちに行くことを目指していきたいです。チームとしてこの難しい2試合を勝ちに持っていけるかにトライしたいです」

日本代表はサウジアラビアだろうがオーストラリアだろうが、どのアジアの相手に対しても自分たちのプレーを見せて勝たないといけないチーム。最終予選の厳しさ、プレッシャーはありますが、自分のスタンスとしては、ピッチに立てている自分自身、ここまで来れていることをシンプルに楽しみながら自分の良さを出していきたいです」

 遠藤は所属するシュトゥットガルトで、本職のアンカーよりも高いポジションでプレーすることが増えたことにも言及。「(ペッレグリーノ・マタラッツォ)監督も僕が前めでプレーすることにはすごくポジティブに考えてくれています。まだアンカーでプレーする方がやりやすいですが、監督も前でプレーする自分のプレーも好きだと言ってくれているので、フィットしないとなというのはあります。(シュトゥットガルトの)チーム状況的に前の選手がなかなかフィットしきれていないので、自分が点に絡むプレーをしていかなきゃなというのは思っています」と、その理由を明かした。また、クラブでの経験を代表に還元する意欲を示している。

「代表でも2ボランチ気味でやったとしても生かせるかなという風には思っています。基本的にはしっかり守備をしていくなかで、DFラインとの関わり、自分の立ち位置どこでボールを受けるかという組み立ての部分は引き続きやりつつ。攻撃にかかるタイミングをどうするか、回数をどう増やせるかは、相手がサウジだろうが他のチームだろうが、攻撃に関わると言う部分は自分の中で増やさなければいけないと思っています」

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By サッカーキング編集部

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