FOLLOW US

代表合流の守田英正、最終予選は「楽しみ」…今夏実現しなかったステップアップにも言及

2021.09.03

合流した守田英正

 日本代表MF守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)が、3日にオンラインのメディア対応を行なった。

 現地時間8月29日にクラブでの試合に出場した影響で、2日のFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選のオマーン代表戦を欠場した守田。「2日の夕方ごろ」直接カタール入りしたという同選手は、0-1で敗れたオマーン戦を見ての感想を次のように答えた。

「雨などでやりづらさを感じました。コンディションの問題など多々あったと思いますが、なかなかやりたいことができず、相手のしたいことをさせてしまっていたと見ていて感じたので、良くない試合でした」

「一人ひとりのやるべきこと、タスクと仕事量がなかなか果たせていなかったと率直に思います。普段ならありえないミス、してはいけないミスが90分間でいくつか見られたので、そこを直さないと流れはつかめない。細かい部分と言うよりは、一人ひとりが与えられた仕事に向き合うことがまずは大事。もちろん、その時のベストメンバーでベストのパフォーマンスをしたと思うが、最終予選という大事な大会の初戦で絶対に勝たないといけない中で敗戦。自分が入ることで少しでも雰囲気をいいものにしたい」

 守田は続けて、自身とポジションを争う柴崎岳と遠藤航に言及。オマーン戦での2人のコンビのパフォーマンスを次のように分析した。

「前に絡む回数が少し少なかったというのと、相手が真ん中を閉めてきたというのはあるんですけど、その中で90分そこまで舵を取る役割は担えていなかったと思います。守備もそこまで圧をかける、ブロックを敷くならフィルターを懸ける役割ができていたかというと、本来の2人の活躍には至らなかったと正直思います」

「相手が強くなるほど、簡単に中に縦パスは通らない。うまく幅を取ったり、相手にとって嫌な立ち位置、人に使わせるスペースを作る立ち位置だったりを共有できないと、僕たちが描く縦に速い攻撃にたどり着かない。誰かが足りないというより、みんなが同じ絵を描けていないというところ。自分が入ったら、立ち位置修正の声をかけたい。ボランチ2人は重かったり横並びになること多かったので、かき乱したり、斜めや縦関係を取る動きが必要だと思います」

 すでにサンタ・クララでヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)予選とリーグ戦の4試合を戦っている守田。クラブでのここまでを振り返り、「ECLはグループステージにたどり着く前に敗退。リーグは4試合を消化して出だしが良くなく(1勝1分2敗)、直近の試合で1-0で勝ち、少し戻ってきている感じがします。ECLはそこまで強くない相手(※シュクピ/アルバニア、オリンピア・リュブリャナ/スロヴェニア、パルチザン/セルビア)だったので、そんなに新しい刺激をもらえた感じではないですが、大会が変わり一発のトーナメントの緊張感がありました。そういった雰囲気を味わえたのは良かったです。代表始まるまでに結果を残したいと思っていたが、(パルチザンとの1stレグで)得点という形を残せたのがよかった」とコメント。

 また、今夏に噂されたフェネルバフチェ(トルコ)への移籍が実現しなかったことについては、「いち早くステップアップしたい気持ちもあったが、事情もあって移籍できなかった。(3月の)韓国戦でチャーター機を用意してもらったり、今回オマーン戦に合流できなかったり、(サンタ・クララは)島のクラブで迷惑かけている部分もあるので、早くステップアップしたかった。今回はこうなったので、またクラブで頑張って活躍するだけかなと思います」と語った。

 2019年のAFCアジアカップは無念の負傷離脱。最終予選が自身の代表キャリアで最大の山場の一つとなる守田は、「楽しみですね。こういう本当の緊張感を持った試合、何かかかった試合は代表でなかなか経験してこなかった。やっとこのステージでプレーできることはワクワクしています。個人のアピールもそうですが、チームとしての結果にフォーカスしたいし、それがすべてです。一つでも勝利を重ね、早く(突破を)決めたいと思います」と、最終予選への意気込みを示した。

 守田は最後に、7日に控えるW杯アジア最終予選の中国代表戦に向けて、次のように語っている。

「まず自分たちに矢印を向けるのは当然。その上で相手の分析や戦術がある。まず100%持っているものを出せる準備が重要。試合まで数日あるので、まだ練習をしていないので状況はわからないが、近場の選手からスタートし、最終的に全体に大まかに戦術的にこうしたいという話になる」
 
「最初もらっている情報より、試合で肌で感じる最初の5分10分がベースにいつもなる。そこの情報が明らかに正しい情報なので。セットプレーなどは事前情報から組み立て、考えますが、相手の立ち位置や何がしたいかは試合が始まらないとわからない。アクシデントや想定が外れた時のアプローチの仕方、どう落とし込むかが重要だと思います」

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」で
U−23日本代表を応援!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

  1. 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!
  2. DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!
  3. 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO