セルビア戦に出場したオナイウ [写真]=Photoraid
12日、日本代表FWオナイウ阿道(横浜F・マリノス)がオンラインでの取材に応じた。
FW大迫勇也の負傷離脱に伴い追加招集を受けたオナイウは、11日に行われた『キリンチャレンジカップ2021』セルビア戦で後半開始と同時に途中出場。0-0というスコアでのA代表デビューとなった同選手は「まず戦術どうこうより、自分にボールが入ってきた時にしっかりプレーすることを意識しました。その中でチームが攻守で狙っていることやチームのためにやらなければならないことをやって、自分の良さが出せればいいと思っていて、しっかりボールをキープできたり起点になるシーンはあったと思います」と手応えを口にしながらも「数字では表れませんが、しっかりできたこととまだできていないことを明確にして、次の試合にいい準備をしたいです」とコメント。
MF伊東純也のラストパスに合わせゴールネットを揺らしながらもオフサイドの判定となったシーンについては「自陣で回す中ヒデ(守田英正)がいい形で前を向いて、あの時点で良いポジションいたことが全てだと思います。そこで慌てず自分のポジションを見ながら、最後あそこに来ると信じて、良いポジションに居続けられたこと。後から映像で見たらおそらくオフサイドではないので悔しいですけど、次の試合でしっかり数字で表せられるよう継続してやりたいと思います」と振り返った。
また同試合では前半に比べ、オナイウが入った後半に攻撃が活性化した。そこで自身がプレーで心がけたことについては「(南野)拓実くんや(鎌田)大地、(伊東)純也くんなど、そのタイミングで上げられる選手がいるので、僕は走れば得点になるんじゃないかというイメージや雰囲気を作れたと思います。僕はいつも通りのことをやっていただけなので、それがしっかりできて良かったです。あそこにセンターフォワードが入ることで、つながらなくてもマイナス、奥で誰かが触れるシーンもより作れればと思うし、継続したいと思います。また特長として、より知ってもらいたいです」と語った。
そして15日に迎えるFIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選キルギス代表戦に向けては「もちろん結果が一番大事ですし、FWなので得点で貢献することが一番チームのためになることです。みんなが後ろで頑張って走ってくれている分、自分たちが決めて、それが報われるようにしたいと思います」と意気込みを示している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト