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大迫が圧巻5ゴール! 南野は6戦連発、日本代表がミャンマーに10得点圧勝で最終予選進出

2021.05.28

大迫の5得点などで日本がミャンマーに快勝 [写真]=金田慎平

「2022 FIFAワールドカップ カタール・アジア2次予選兼AFCアジアカップ 中国2023予選」が28日に行われ、日本代表(SAMURAI BLUE)とミャンマー代表が対戦した。

 勝てばW杯アジア2次予選突破が決まる日本代表は、幸先よく8分に先制する。吉田麻也が縦パスを通すと、受けた鎌田大地はワンタッチで南野拓実に預ける。前進した南野はふたたび鎌田とのパス交換でペナルティエリア内に侵入すると、最後は右足アウトサイドを使ったチップキックで相手GKとの一対一を制した。南野は自身の記録を更新し、W杯予選での開幕6戦連続ゴールを達成した。

 日本は22分にリードを広げる。相手のパスミスを奪った伊東純也は、スピードに乗ったドリブルで右から左へと運ぶ。さらにボールは南野を経由して、ペナルティエリア左の深い位置をとった長友佑都に渡る。長友が左足で折り返すと、最後は中央で大迫勇也が頭で押し込んだ。さらに30分、酒井宏樹が倒されて日本がPKを獲得すると、キッカーを担当した大迫は右下隅に突き刺して成功させる。

 36分、日本に追加点が生まれる。右サイドの深い位置から伊東が浮き球を送ると、長友が頭で中央に折り返し、中央で大迫が触って押し込んだ。大迫は3月30日に行われたモンゴル戦に続き、W杯予選で2試合連続となるハットトリックを達成した。

 大量リードで折り返した日本は、後半立ち上がりの49分にもネットを揺らす。右サイドから鎌田がグラウンダーで折り返すと、伊東がわずかに触って、ボールは南野の足元に。南野は反転から左足を振り抜くと、ゴール前の大迫がコースを変えて流し込んだ。56分には右サイドをオーバーラップした室屋成がグラウンダークロスを送り、飛び込んだ森田英正が押し込み6点目を獲得する。

 日本は66分に7点目。高い位置で遠藤航がボールを奪うと、こぼれ球に反応した大迫が縦パスを通す。受けた南野は寄せてきた相手DFを冷静にかわし、左足でゴール右下隅に流し込んだ。84分には右サイドから室屋がマイナスのグラウンダークロスを供給する。大迫がスルーして相手DF2人を引きつけると、フリーで受けた鎌田は冷静にゴール左に突き刺した。

 さらに88分、室屋のパスからペナルティエリア右の深い位置をとった南野が柔らかい浮き球で折り返すと、大迫が押し込んで自身5点目を挙げた。90分には南野が右サイドから送ったフリーキックに板倉滉が頭で合わせてダメ押しの10点目。板倉はA代表初得点を記録した。

 試合はこのまま終了し、大勝した日本代表はアジア最終予選への進出を決めた。なお。日本代表は6月にもW杯アジア2次予選兼アジアカップ予選の試合を控えており、7日にタジキスタン代表と、15日にキルギス代表と対戦する。

【スコア】
日本代表 10-0 ミャンマー代表

【得点者】
1-0 8分 南野拓実(日本)
2-0 22分 大迫勇也(日本)
3-0 30分 大迫勇也/PK(日本)
4-0 36分 大迫勇也(日本)
5-0 49分 大迫勇也(日本)
6-0 56分 森田英正(日本)
7-0 66分 南野拓実(日本)
8-0 84分 鎌田大地(日本)
9-0 88分 大迫勇也(日本)
10-0 90分 板倉滉(日本)

【スターティングメンバー】
日本代表(4-2-3-1)
川島永嗣;酒井宏樹(46分 室屋成)、板倉滉、吉田麻也(46分 植田直通)、長友佑都;守田英正(62分 原口元気)、遠藤航(70分 橋本拳人);伊東純也(79分 浅野拓磨)、鎌田大地、南野拓実;大迫勇也

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