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「良いシーズンだった」…MF鎌田大地が今季を総括「コンスタントに数字を伸ばせた」

2021.05.25

取材に応じた鎌田

 日本代表MF鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)がオンラインでの取材に応じた。

 今シーズンの鎌田はフランクフルトでリーグ戦32試合出場5得点12アシストを記録。特にアシストはリーグ3位の成績で、目標と語っていた数字を上回った。同選手は「開幕からどこかで固め取りというより、コンスタントに数字を伸ばせた。得点数は思った通りに伸びず、あと2、3点取れていればパーフェクトだったかなというくらい」と反省も含めて振り返り、「チャンスを外している部分もあるが、チームのスタイルにも比例している。周りの選手でもFWアンドレ・シウヴァ以外はあまりとっていないし、チームもよく、自分も調子が良く自分も乗っかってある程度良い成績を残せたと思う。良いシーズンだった」とシーズンを振り返った。

また、移籍の噂もある中、「ステップアップは常にしたいと思っている」と言及。「ただ、タイミングやそれ以外の問題もある。毎年したいと思っていて、昨季もステップアップできる可能性もあったが、それより残った方がいいと思った。今は残った方が良かったと思える成績だったと思う。いろんな状況を見てみないとただステップアップすればいいという話ではないという感じですね」と冷静に現状を分析している。

森保一監督のサッカーの特徴や欧州サッカーとの違いについて問われた同選手は次のようにコメントしている。

「代表では欧州と違いショートパスで狭い距離間で、少ないタッチでプレーしているイメージがある。もちろんそれは日本人の良さだし、それプラス森保さんはチームとしての守備のことをいう監督。日本人はそういう部分もしっかりやりますし、欧州では自分勝手にやっちゃう選手も多いが、日本人はチームのためにやれる選手が多いので、そういう部分では監督のサッカーと日本のサッカーは合っていて、日本っぽいのかなと思う」

「日本の組織的にしっかりして、パスの回し方は海外より距離感が近い。欧州の選手たちからしたらやりづらさは感じると思う。今の感じで日本の良さを出しながら、最終的には個々の能力になってくるので、個人個人がもっと能力を上げていい選手になれば、いい戦いはできると思う」

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