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ブンデスで活躍中の遠藤航が守備や自身の役割にコメント…韓国戦は「正直意識していない」

2021.03.24

遠藤が取材に応じ日韓戦や戦術について語った [写真]=JFA

 日本代表MF遠藤航がオンラインで取材に応じた。

 日本代表は、25日に国際親善試合の韓国代表戦、30日に2022 FIFAワールドカップ カタールアジア2次予選兼2023 AFCアジアカップ 中国予選のモンゴル代表戦を控えている。

 これまでのアンダーカテゴリでの戦いを含め、韓国戦の捉え方について問われた遠藤は率直に「正直今はそこまで韓国だからと意識はしていない」とコメント。「とにかく久々に代表で活動できる喜びを感じているし、感謝しないといけないと思っている。その中でメンバーが変わり、自分たちがどういった戦い方ができるかにフォーカスするべきだと思っている。個人としても、海外でやってきた中、さらに成長した姿を見せないといけない。対韓国というより、自分たちがこの2試合でどう表現できるかにフォーカスしている」とそれよりも代表戦の意味を強くかみしめた。

 遠藤はブンデスでの試合が増え、デュエル勝利数も1位。さらに高めたいと感じているところについては「いかにクオリティを上げるかどうか。球際もそうだし、もっとボールを奪える選手になるにはどうしたらいいか、その回数を増やすこと。攻撃でも縦につける、ビルドアップに関わる部分で、どういう立ち位置でボールを受けたらいいか、相手のプレッシャーの中でも自分がしっかり受けて展開できるかとか、その今のプレーの質をただ上げるだけかなと思っている」とコメント。今回欧州組と国内組の混成チームとなるが、すり合わせについては「基本的には話すしかない。チームでどういうやり方でやっているかが、僕も気になっているし、その話は選手と話す。それを聞いた上で、どう代表で戦うか、一緒にプレーする選手の特長はどうなのか、互いが一番いいやり方を探ることが大事だと思う」と語った。

 また、試合中の守備や自身の役割については次のようにコメントしている。

「DF陣の声は大事だし、前から行く時も後ろが指示するのもありだと思う。でも逆に前が主導でプレスをかけ始めたから後ろが連動する部分は、まだ代表には足りない。そこは僕も声をかけてやらないといけないし、前からなのか、ブロックなのかの判断はチームとしてはっきりしないといけない。メキシコ戦でも相手が後半から戦い方を変えて、前からハマらなかった時、一回ブロックを作るのか、ブロックを作り、前からプレスをかけるタイミングを決めるのか、そういったところは中でもっとコミュニケーションを取って、改善しないといけないと思っている」

「理想は選手が中で早く気づき、判断できる方が、監督の指示より素早く対応できる。それを実際にやって、監督が違和感があれば、それを交代なり、プレスのかけ方をどうするかなど、監督が“やり方を変える”、“そのままやる”かを提示すれば、さらにチームとしてやることがはっきりすることだと思っている。まずはできるだけ選手自身が相手の変えたことに、いかに気付けるか、そこからチームと僕やDFの選手とコミュニケーションを取るのが大事。その後、監督の交代やチームとしての指示がくるのがベストだと思う」

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