日産スタジアムでトレーニングを行った乾貴士
22日に行われるキリンチャレンジカップ・コロンビア代表戦に向けて、MF乾貴士(アラベス)が意気込みを語った。
1月には追加招集という形で代表入りを果たし、アジアカップに参加したが、所属するベティスで出場機会を得ていなかったこともあり、不完全燃焼に終わった。それでも大会後に移籍したアラベスではスタメンに定着。コンディションは明らかに良くなっている。
ただ、「確実に上がってきている」と状態の良さをうかがわせつつ、ピッチに立つためには「アピールが必要」と厳しい表情を浮かべた。
「今は、(南野)拓実、(堂安)律、(中島)翔哉っていうのは日本の武器なので、そこに割って入るにはどんどんアピールしなきゃいけないです」
“激戦区”の2列目でポジション争いに挑む乾は、同じ左サイドを主戦場とする中島との共存について問われると、「ポジションがかぶっている以上、なんとも言えない」とコメント。アラベスでは右サイドを任されているものの、「じゃあ俺が律のところで出られるかと言われればまた違う話。今はチーム事情で右をやっていますけど、このままずっとやるわけではないので」と、本職の左で勝負する意志を示した。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト