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「焦らずにやれたらいい」…吉田麻也が明かすサウジアラビア戦のポイントとは?

2019.01.19

決勝トーナメントへの意気込みを語った吉田 [写真]=Getty Images

 日本代表は19日、AFCアジアカップUAE2019・決勝トーナメント1回戦のサウジアラビア代表戦に向けて、トレーニングを行った。

 練習後取材に応じたDF吉田麻也は、決勝トーナメント1回戦で対戦するサウジアラビアについて「組織的にしっかりしているし、前線にスピードのある選手たちがたくさんいる。裏からの飛び出しが1つ彼らのポイントになる」と指摘。「カタール戦でもポストプレイヤーよりも、裏に抜けるタイプの選手を前においてスピードで勝負してくるというのも多く見られたので、そこは警戒しないといけない」と気を引き締めた。

 ウズベキスタン戦で喫した失点は裏への飛び出しからだったが、「相手のカウンターを受けないように攻撃で攻め切ることと、悪い形でボールを取られないことが大事になってくる」と対策を明かした。

 また、サウジアラビアは「ちょっと集中力を欠くシーンが多い」と分析しているという。「特に前半すごく集中しているけど、後半に途切れるシーンが多いのが中東の国の特長かなと思う。手堅く試合をして、もちろん先制点を取れたらベストですけど、0-0でも焦らずに後半仕留めるくらいの気持ちでやれたらいい」。

 これまでの3試合は「結果だけ見れば勝ち点9取れていますけど、全部楽な試合ではなかった」と振り返り、「ある意味一番いい形で来ている」との見解を明かした。

「苦しみながらも勝ち点をしっかりともぎ取ってきた。チームを構築する上で一番いい形ではないかなと思います。優勝するまでは、地に足付けて戦わないといけない。サッカーなので何が起こるか分からない」

「次からが本当のアジアカップが始まるなという気持ち」と話した吉田。「一発勝負なので、1つのミスが命取りになる。予選ではその1つのミスを途中でカバーできる可能性がありましたけど、次からはそれがない。もっと痺れる試合が多くなると思う。そういう試合をこれから4試合できると思うと、チームにとっても非常にプラスじゃないかなと思います」と決勝トーナメントへの意気込みを語った。

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