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引き分け以上で日本抑えて首位通過、ウズベク率いる名将クーペルは「勝ち点3しか考えていない」

2019.01.17

ウズベキスタンを率いるクーペル監督 [写真]=AFC

 AFCアジアカップUAE2019・グループステージ第3節で日本代表と対戦するウズベキスタン代表を率いるエクトル・クーペル監督が前日会見に出席した。

 かつてはバレンシアやインテルなどを率いた名将クーペル監督は2018年夏からウズベキスタンを指揮する。ここまではグループ2連勝、得失点差で日本を抑えて首位に立っているが、会見の席で「明日の試合は勝利、勝ち点3を取ることしか考えていない」と何度もコメント。

 勝利を求めて全力を尽くすと主張する一方で、「何人かの選手は回復が必要だということを忘れてはいけない。180分間プレーしているからだ。休養を与えることになる。警告を受けている選手もおり、ラウンド16の試合を考えるとリスクとなる」と、日本同様メンバーを変更して試合に臨むことを示唆している。

 ウズベキスタンは世代別の大会ながら、2018年1月のAFC U-23選手権で森保一監督率いるU-21日本代表を4-0で倒している。「私、選手も自信を持っている」と、力強く話すと、A代表の過去対戦成績の分が悪いことについても「歴史やデータは尊重するが、データはデータ。明日は1つのサッカーの試合であり、すべての可能性があることを忘れてはいけない」と自信を見せている。

 引き分け以上でグループの1位通過が決まる状況だが、1位通過の場合、会場のアル・アインからシャルジャへの移動と、ベスト8に進出した場合に中2日のスケジュールとなる。一方で2位通過だと、ベスト16、ベスト8をアル・アインで戦える上、ベスト16とベスト8が中3日と、スケジュール的にも余裕が出る。記者陣から「どちらの都市が好きか?」と少々意地悪な質問が飛ぶと、「明日、勝つことしか考えていないし、どこの会場になるかも関係ない。一つ言えることはUAEはどの都市も素晴らしいということだよ」と、改めて一戦必勝の意思を示している。

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