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挙式終えて合流の槙野、代表モードへの切り替え強調 小笠原引退や岡崎発言にも言及

2018.12.27

代表合宿に合流した槙野智章 [写真]=金田慎平

 日本代表は1月に控えるAFCアジアカップUAE2019に向けて、国内合宿2日目の練習を27日、千葉県にて実施。初日から参加の11名と6名のトレーニングパートナーに加え、柴崎岳と槙野智章が合流し、計19名で約90分ほどの練習を行った。

 この日から合流した槙野は、前日に挙式を終えてからの参加となり、慌ただしいスケジュールとなったが、「自分の中の一大イベントは終え、次はまた新しいビッグイベントが待っていますので、それに向けてしっかりとやらなくてはいけないと思っています」と、切り替えはしっかりできていると話し、「チームとして、いかに戦っていくかだと思っています。W杯を経験した選手たちもいますし、僕もアジアカップやいろいろな大会に参加するなどしてきて、簡単な大会は無いと分かっています。ケガ人やレフェリング、環境の難しさ、コンディション面などある中で、今回選ばれているメンバー全員でしっかりと最後まで日程をこなしたい。タイトルが取れるようにやらなければいけないと思います」と、アジアカップに集中している。

 代表練習中に鹿島アントラーズMF小笠原満男が現役を引退することが発表されたが、練習後の選手たちでも話題になったようで、「驚く声がいろいろな選手から聞こえたということは、Jリーグきっての選手ですし、顔だということだと思います。リーグと代表を引っ張って来ていただいた方ですし、満男さんに限らず、(川口)能活さんなどが引退されるニュースを聞いて、僕ら後輩たちは寂しく思っています」と、率直な心境を口にすると、「今後、どういう道に進むかはわかりませんが、鹿島での勝ち方とかタイトルの取り方もあると思いますし、サッカー界、いろいろな世代の選手に伝えていってほしいです。僕自身も話やサッカーに対しての考え方を聞いてみたいですね」と、語った。

 テレビ出演した際、W杯について発言したことをもとにした記事を引用する形でレスター所属のFW岡崎慎司が、「ワールドカップをこんな風に話にされるのは俺は嫌やなー」などとTwitterを投稿したことについても言及。「編集の仕方とかもいろいろとあると思います。反応することは、岡ちゃんが悪いとかじゃないです。サッカー界が話題になることは大事だと思いますし、間違った捉えられ方をされないようにしなくてはいけません」とコメントし、「岡ちゃんが(TVの)内容を見てなのか、記事を見て反応したのかはわかりませんが、記事だけ見て反応しているようであれば、『間違い』と伝えないといけないと思っています」と、真意を伝えたい意向を示している。

 東京オリンピック世代の6選手がトレーニングパートナーとして参加していることについては、「短い時間の中でいろいろな選手とバトルすること、一緒に生活することで刺激を受けると思いますので、一分一秒を無駄にしてほしくないです。覚悟、自信を持ってこの合宿に臨んでいると思うので、僕たちから伝えるものがあると同時に学ぶものあると思っています」と、エールを送りつつ、自身の糧にもする意気込みを見せた。

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