吉田麻也がメディアの取材に応じた
サウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也が20日、大阪のミズノ本社を訪問。新たに着用するスパイクの足型計測や動作解析を行った。
終了後、メディアの取材に応じた吉田は、2大会ぶりのベスト16進出を果たしたロシア・ワールドカップを振り返った。
「良かった点は予選を突破できたこと。前評判が低くて、監督も変わってゴタゴタしている中で、選手たちがやらなければいけない状況に追い込まれて1つにまとまれたと思います。悪かった点は、結局1勝しかできていないので。最初のコロンビア戦に勝ってから引き分け、負け、負けという結果を受け止めて、次の4年に向けて何をしなければいけないかを考えないといけない」
さらに、ロシアW杯を最後に代表引退を決断した長谷部について「キャプテンらしいキャプテンだった」と話した。
「本人も言っていましたけど、キャプテンになった当初は全くそういうキャラクターじゃなかったと。でも、キャプテンという立場が長谷部選手の人間性を築いたと思う。素晴らしい選手ですし、あれだけ長い時間代表を引っ張ってくれて感謝しています」
長谷部なき次世代の日本代表に対しては、吉田をキャプテンに推す声が多く挙がっている。本人にもその声は届いているが、「今まで通りです」と特別な感情は今はない。
「センターバックというポジションにおいて、自分に今まで与えられた役割は、イコール“キャプテンとしての役割”と変わらないと思う。もちろん周囲をまとめていかないといけないし、立場的にも年齢的にも感じている部分ではあるので。色々な方々からそういう意見もいただいていますけど、僕自身はやるべきことに集中したい」
8月にはプレミアリーグの新シーズンが開幕。サウサンプトンは8月12日にホームでバーンリーと対戦する。
By サッカーキング編集部
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