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初のW杯は悔しい幕切れ…反省を口にする柴崎「納得できていない」

2018.07.03

ベルギー戦に先発出場した柴崎岳 [写真]=Getty Images

 自身初のワールドカップに臨んだMF柴崎岳が、敗戦後に心境を語った。

 日本代表は2日、史上初のベスト8進出をかけてベルギー代表と対戦。MF原口元気とMF乾貴士のゴールで2点のリードを得たが、ここから悪夢の3失点を喫し、逆転負けで大会を去ることとなった。

 81分までプレーした柴崎は原口の先制ゴールをアシストしたが、「今日のパフォーマンスで言えば、納得できていない部分のほうが多いです。ボールロストも非常に多かったです」と反省の言葉を口にした。4試合連続の先発ということで「体が重い感覚もあった」が、「大会を通して試合に出させてもらっているなかで、それは言い訳にならない。今後の課題です」と猛省した。

 チームとしては、「ショートカウンターから相手の3バックの裏を上手く突けた」という1点目と、「上手く押し込んだ展開で細かいパスから」という2点目に関しては「日本の良さだと思います。得点に関してはすごくいい形で奪えました」と手応えを感じた。

 一方で、2点を先行した後のゲーム展開に関しては、「チーム全体として引いてしまった。あれではいくら耐えてもいつかは崩れてしまうのかなという気がします」とコメント。「もう少しやりようはあったと思います」と悔やんだ。

 悔しい敗戦となったが、日本代表の中心として大きなインパクトを残した柴崎。ただ、大会全体については、「まだ整理できていない部分とか(があるので)、ここではあまり言いたくないです。今後、考えたり、分析したり、振り返るなかで、自分なりにそういった部分を話せる機会があれば話したいと思います」と述べるにとどまった。

 それでも、「僕はまだ次を考えられる年齢でもありますし、やっぱりこのベスト16という日本サッカー界の壁を打ち破っていきたいという気持ちはあります」と4年後へ向けた思いを語った。

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