全3試合に出場中の乾貴士 [写真]=Getty Images
2大会ぶり3度目の決勝トーナメントに駒を進めた日本代表は29日、キャンプ地のカザンで練習を実施した。
グループステージ全3試合に出場し、セネガル戦で得点を決めた乾貴士は「次のベルギー戦で勝つため、気持ちを同じ方向に向けてやっています」と切り替えを強調した。
ベルギーとは昨年11月の国際親善試合で対戦済み。結果は0-1で敗れたが、同一戦で途中出場を果たした乾は「11月とは監督、戦い方、選手も違うので、やれる自信は十分あります」とコメントした。現在の日本代表の強みについて問われると「決まった選手ではなく、いろいろな選手が得点を取れているところ。2015年のアジアカップは(本田)圭佑くんに固まりがちでしたけど、今はいろいろな選手が得点を取れるのは強み」と回答。ここまでは香川真司、大迫勇也、本田圭佑、そして乾が1点ずつを奪っている。
ここからは「負ければ終わり」の一発勝負。日本代表は過去2度の決勝トーナメント1回戦でいずれも敗れている。「もっとこのチームでやりたいです。すごく良くなってきている実感はありますし、チーム力が上がってきているのは選手全員が感じていること。もっと上の舞台まで行きたい」と意気込みを語った。
By サッカーキング編集部
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