フェアプレー・ポイントの差で決勝トーナメント進出を決めた日本 [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第3戦が28日に行われ、日本代表はポーランド代表に0-1で敗れたが、H組2位での決勝トーナメント進出が決まった。この試合では、日本が試合終盤に他会場の経過を考慮して消極的なパス回しを見せたことが物議を醸しているが、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が同日付でこの話題に触れている。
日本はこの試合、59分に先制を許し、0-1のまま試合終盤へ突入した。同時開催だったコロンビア代表対セネガル代表の一戦でコロンビアがリードしていたため、フェアプレー・ポイントで上回っていた日本は、終盤に“ボール回し”を選択。結局、両会場ともこのまま試合終了を迎え、日本はグループ2位での決勝トーナメント進出を決めた。
同紙は、日本の終盤の戦いぶりについて「日本は決して攻めることなく、時間を消費するためにボールを保持し、特にファウルでイエローカードをもらわないよう、最終的に負け試合を“凍結”させ始めた」と表現した。そのうえで「普段の試合で見られるフェアプレーはほとんどなかった。なぜなら、それがフェアプレー(・ポイント)を決めるからだ」と述べている。
日本は7月2日の決勝トーナメント1回戦でG組1位のベルギー代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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