初のW杯を控える原口元気[写真]=Getty Images
日本代表は5日、合宿地のオーストリアで全体練習を実施。前日に2部練習を実施したため、この日は主にセットプレーの確認を行い、その後はシュート練習などで汗を流した。
原口元気(デュッセルドルフ)は「本番は堅い試合になると思うので、セットプレーといった最後の精度の部分はやっていかないといけない。練習からそういう意図は感じます」と振り返った。
本来は前線を本職とする原口だが、先月30日のキリンチャレンジカップ2018・ガーナ戦では3-4-2-1布陣の右ウイングバックとして出場。試合から約1週間が経過し、「裏を取った後のクロスが合わなかったので、カウンターの時はニア、一枚しかいない場合は入れずにやり直すとか、細かい部分は決めていかないといけないと思います」と本番に向けて改めて課題を口にした。
8日にはFIFAランク6位の強豪スイスとの国際親善試合を控えている。3バック、4バックといった戦術面での話題が中心となっているが、「ポーランドと同じくらい力を持っているし、そういうチームからポイントを取るなり勝つなりしたい」と原口。日本代表は昨年12月に国内組で臨んだE-1選手権を除くと、最後の勝利は10月のニュージランド戦までさかのぼる。「チームとしては自信がほしい。勝つことによる自信はすごく大きいですから。いい想定になるなと思います」とコメントした。