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W杯に向け不安だらけの日本代表…海外メディア「優れていたのはガーナ代表」

2018.06.01

ガーナ代表に完敗した日本代表 [写真]=Getty Images

 30日に日産スタジアムで行われたキリンチャレンジカップ2018でガーナ代表に0-2で敗れ、来月14日に開幕する2018 FIFAワールドカップ ロシア前の国内最後のテストマッチならびに西野朗監督の初陣を勝利で飾れなかった日本代表

 先制点を決めたアトレティコ・マドリードのMFトーマス・パルティに追加点を決めたレバンテのFWエマニュエル・ボアテングと、日本代表からゴールを奪ったガーナ代表の2選手が揃ってリーガ・エスパニョーラでプレーしていることもあり、スペイン最大の通信社である『EFE』が試合の結果だけでなく内容も伝えている。

 同通信社は「トーマスとボアテングが“アシノ”にフラストレーションを与えた」と、見出しから西野監督の名前を誤る失態を犯しながらも、W杯出場を逃したガーナ代表に完敗した日本代表のパフォーマンスを酷評した。

「日本はW杯初戦まで1ヶ月を切る中、ホームのサポーターを前に失望だらけの姿を露呈した。ピッチ上で優れていたのは、ミスで自らの首を絞めた日本ではなく、ロシア行きを逃したガーナの方だった。アトレティコのミッドフィールダーのFKによる先制点は、壁の配置における致命的なミスから生まれたもので、レバンテのフォワードのPKによる追加点は、GKによる不必要な飛び出しにより得たものだった」

「日本は攻撃面で爆発力がまったくなかった。ボールを支配し、先制されてからはナガトモとハラグチのスピードを生かしてサイド攻撃を重ねた。しかし、両ウィングバックのクロスの精度不足か、相手センターバックを上回れないフォワード陣の力量不足か、ガーナに危険を与えられなかった」

「ホンダはこの試合最大のチャンスを得たが、ゴール隅に向かったFKは相手GKに阻まれた。また、至近距離からのシュートも止められてしまった。“アシノ”は後半に入り、ムトウやカガワ、さらにシバサキを送り込んだが、ワールドカップでのスタメンに推す声もあるこれら選手の投入も、試合の流れを変えることはなかった」

 記事の最後では「W杯開幕までわずか2試合のテストマッチしかないにも関わらず、大会に向けた準備から新監督による3-5-2のシステムまで、数多くの疑問を残した」と締めくくられた日本代表。31日に発表されたW杯の最終登録メンバー23名にもサプライズはなかったが、果たしてロシアでは周囲からの低評価を覆すサプライズを起せるだろうか?

文=北村敦

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