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「ルカクに本気で体当たりしても」…昌子源が提言「必要なのは頭を使ったデュエル」

2017.11.14

前日練習を終えた昌子が取材に応じた [写真]=Getty Images

 ベルギー代表を翌日に控え、日本代表は13日にトレーニングを行った。

 DF昌子源(鹿島アントラーズ)はヴァイッド・ハリルホジッチ監督が繰り返しキーワードに挙げる「デュエル」について、ベルギー代表FWロメル・ルカクを引き合いに出してコメント。「ルカクにね、僕が本気で体当たりして勝てるのかといえばそうではないので。そういうデュエルじゃなく、頭を使ったデュエルで日本は勝っていく必要があるんじゃないかな」と語った。

 また、昌子は「(サブ組の)僕らにスコスコやられてたらベルギーなんてもっとすごいやろうから…」と話しつつも、収穫の多かった前日練習に満足しているようだ。

 プレスに行くのか、ブロックを作るのか。その使い分け、選手間でのチグハグさが10日のブラジル代表戦(1-3)後に盛んに論じられていたが、この日の練習でもそこに重点が置かれていたという。昌子は「どっから行くのか、ブロックを作るのかという話が選手内でできていた。ビブス組(サブ)もそうじゃない組も通して、意思統一がすごくできていたので今日の練習は良かったです」と手応えを語った。

 ベルギーは3バックの布陣で来ることが予想されている。Jリーグでも3バックを採用するチームと対戦することもあり、「免疫はある。どういうところではめやすいかも自分の中にある」と適応には問題ない様子。さらに「今日、ハリルさんの思う3バックへのはめ方っていうのは、僕らに落としこめたんじゃないかなって思います」とベルギー対策は順調だと語った。

 その一方で「正直、行く行かないの判断が後ろと前で違っただけで失点すると思う」と警戒し、守備の意思統一には改善の余地があるとも語っている。

「後ろの声を尊重してもらう必要はあるけど、スタジアムの入りようによっては後ろの声が聞こえないこともある。そうであればサコくん(FW大迫勇也)のアクションを見てやっていかないといけない。僕たちが『行くなー』って言ってもサコくんが行ってしまったら、サコくん一人に行かせるのかっていうとそうではなく、チームが一気に連動していかないといけない。(逆に)行って欲しいタイミングで行かないかもしれない。チームが合わせていく必要があると思います」

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