ブラジル戦を翌日に控え、トレーニングを行った遠藤航
ブラジル代表戦を翌日に控え、MF遠藤航(浦和レッズ)は中盤の選手に求められることとして「守備」だけではなく「攻撃でも存在感を発揮すること」を挙げた。
相手は世界屈指の強豪で、日本は押し込まれる時間が多くなると予想される。遠藤は自身の役割として「やっぱりまずは守備」と述べつつ、その中で「どれだけ攻撃に貢献できるか」が重要だと話した。
「守備でしっかりブロックを敷いてハードワークをした中で、どれだけ攻撃にも貢献できるか。中盤はそれがすごく大事になってくる部分です。消耗はするとは思いますけど、そういう時に前に出ていける力は求められるし、やっぱり世界のトップの選手はやっている。守備プラス、攻撃でも存在感を発揮する選手はすごく重宝される傾向にあるのかなと思います」
また、リオ五輪直前の親善試合でFWネイマールやFWガブリエル・ジェズスと対戦した経験のある遠藤は、「勢いに乗せると止められない」と認め、コミュニケーションを取りながら対応する必要があると述べた。
「みんな速いです、基本的に。ボールを持った状態でもそこまでスピードが落ちない。勢いに乗せると止められない状態を作られる可能性はあるので、サイドバックがどこまでついていくのか、インサイドでプレーしたところに対して中盤を絡めるのか、ついていくのかっていうのはすごく大事だと思います」
AFCチャンピオンズリーグでの高パフォーマンスなどを評価され、前回のキリンチャレンジカップに引き続き招集を受けた遠藤。「それはシンプルに嬉しいです」と率直な気持ちを明かし、「本当に楽しみ」だというブラジル戦へ向けた意気込みを語った。
「チャンスがあれば自分の力を100パーセント出すだけです。どれだけやれるかというよりは、チームとして自分がいかにいいパフォーマンスを出せるのか、というところにフォーカスしています。100パーセントを出してどうなるのか、楽しみです」
By サッカーキング編集部
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