ブラジル戦に向けてトレーニングを行った倉田秋(左から2番目)
日本代表は7日、国際親善試合のブラジル代表戦に向けてフランス・リールで合宿3日目を迎えた。右足小指に痛みを抱えているMF倉田秋(ガンバ大阪)は、「2週間経っているので問題なくできます。薬を飲めば大丈夫です」と回復をアピールした。
この日の練習前には新ユニフォームを着用して写真撮影が行われ、背番号も明らかになった。倉田は「7」、これまでMF香川真司(ドルトムント)が着けていた「10」はFW乾貴士(エイバル)が背負う。
10番についての質問を受けた倉田は「いいと思いますよ。まあ、俺からはなにも言えないですけど(笑)」と濁しつつ、その乾との連携に自信をうかがわせている。
「感覚が合う選手の一人なので、良いプレーで崩していきたいですね」
倉田にとってブラジルは「体感したことのない未知の相手」だが、同時に「得るものは多い」。すでに具体的なイメージも膨らませているようで、次のように意気込みを語った。
「だいぶ潰しに来るイメージがあるので、ちょっとでもボールを持ち過ぎたらすぐに潰されると思います。ワンタッチとか、早いパス回しで崩していけたらいいですね。判断の早さは体の強さとは全く関係ないので、早い判断でプレーしたいです」
「自分的に体感したことのない相手だと思うので、とりあえず今の自分の力を思い切り出したい。得るものは多くなると思うので、全力で戦います」
By サッカーキング編集部
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