攻撃をけん引した堂安(左)。ベネズエラ戦では無得点に終わった [写真]=佐藤博之
MF堂安律(ガンバ大阪)は悔しさをにじませた。30日、FIFA U-20ワールドカップ韓国2017の決勝トーナメント1回戦で日本はベネズエラと対戦。延長戦の末に0-1で敗れた。
「立ち上がりも良かったですし、プラン通りに進めることができた。あとは攻撃陣の得点だけだったので、自分の責任かなと思います」
前半29分にはFKから直接ゴールを狙ったが、惜しくもクロスバーをたたいた。得意のドリブルから攻撃のチャンスを作る場面もあったが、最後までゴールネットを揺らすことができなかった。
堂安自身は今大会4試合で3ゴールを記録。世界の強豪を相手に「ゴールを取れたことは大きい」と手応えを得た一方で、「最後の1本の質」が勝負を左右すると痛感した。ここまで無失点で勝ち上がってきたベネズエラの守備を最後まで崩せなかった。
「今日はFKもあったし、後半は崩してシュートを打ったシーンもあった。あそこで決めきる選手が、『あいつ、やっぱり決めるな』と思われる選手だと思う。(結果を)続けていくことに意味がある」
敗戦の悔しさから口数が少なかった。「こんなあっけなく終わるんだなという。あんまり負けた感じがしないというか。そういう感じですね」と、無念の敗退に肩を落とした。
By サッカーキング編集部
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