186センチはフィールドプレーヤーで2番目。初戦はボランチでのスタメンが濃厚 [写真]=三浦彩乃
U-20日本代表のDF板倉滉(川崎フロンターレ)が20日、FIFA U-20ワールドカップ韓国2017の初戦・南アフリカ戦に向けて最終調整を行った。
前日に引き続き主力組のボランチに入った板倉。空中戦の強さを発揮して、南アフリカの攻撃をはじき飛ばしたいところだ。
「高さで負けてはいけないですし、センターバックの前のバイタルはしっかりと自分が抑えないといけないと思います。攻撃は短いパスが有効だと思うので、しっかり真ん中で自分がボールを回したい」
コンビを組むであろう坂井大将(大分トリニータ)との連係については、「大ちゃんは足元がうまいですし、チームの中心になって回してくれる。僕はその1つ後ろで大ちゃんをサポートしながら、ディフェンスのカバーもできたらいい」とイメージを膨らませた。
板倉は「自分にどれだけの力があるのか。それを試す場所」と捉えて今大会に挑む。世界舞台で自分の存在価値を証明することができれば、次のステップアップが見えてくる。「目指しているのは、A代表のワールドカップに出ること」。この舞台に立てなかった選手たちの思いも胸に、「自分の力を全部出し切りたい」と意気込む。日の丸を背負った板倉滉の戦いが始まろうとしている。
By サッカーキング編集部
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