13日にトレーニングを行った香川真司 [写真]=JFA
15日に2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選のサウジアラビア代表戦を控える日本代表は13日、埼玉県内でトレーニングを行った。
足首の痛みにより11日のキリンチャレンジカップ2016・オマーン代表戦を欠場した香川真司(ドルトムント)は、この日の練習をフルでこなし、「もう大丈夫です」とコメント。サウジアラビアについては「勝ち点3を絶対に取らなきゃいけない試合」と位置づけながらも「気負いすぎるんじゃなくて、もう一度、改めて自分たちの力を信じて。個人的にはピッチに入ったら自分のプレーを意識したいです」と意気込みを語った。
4-0と快勝したオマーン戦をベンチで見守った香川は、「キヨ(清武弘嗣=セビージャ)も言っていましたけど、わりと自由に動くことでやはりリズムが生まれたり、距離感も生まれたりしていた。(うまくいかないときに)ちょっとバランスを崩しながら、ゆっくり位置を変えながら、個人の判断でやっていくっていうのは、次の試合も求められるし、結局ピッチの中で起こり得る状況を僕たちが判断してやっていきたいです」と振り返り、ピッチに立つ選手が臨機応変にプレーすることが大事だと主張している。
そのオマーン戦で1ゴール2アシストを記録した清武の活躍には「やはりキックの精度であったり、アシストする能力っていうのはホントに高いなと改めて感じる試合だったと思いますし、そこはすごく勉強になった」と刺激を受け、「その中で自分が入ったときにどうやっていくかっていうイメージは持ちたいです」と言及。「トップ下の出来はすごく大事ですし、オマーン戦はあそこにボールが入ったときにチームが動いていた。その役割を担うために、回りとの連携であったり、そういうところは自分が中心になってやっていかなきゃいけないと思います」とサウジアラビア戦での活躍を誓った。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト