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大迫ら新戦力の活躍で4発快勝も…ハリル「いい発見も悪い発見もあった」

2016.11.11

オーマン戦に臨んだフハリルホジッチ監督 [写真]=Getty Images

 キリンチャレンジカップ2016が11日にカシマサッカースタジアムで行われ、日本代表はオマーン代表と対戦し、4-0で快勝した。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、メンバー発表時の「あまりプレーの機会がない選手にもチャンスを与える」との言葉通り、初先発の丸山祐市(FC東京)、代表デビューの永木亮太(鹿島アントラーズ)、2015年6月以来の代表復帰を果たした大迫勇也(ケルン)、2014年6月以来の出場となる齋藤学(横浜F・マリノス)ら“新戦力”を起用してで試合に臨んだ。

 日本は開始32分、清武弘嗣(セビージャ)からのクロスに大迫が頭で合わせて先制。41分にも、清武のパスを受けた大迫が、華麗な切り返しで相手をかわし、右足シュートで追加点を挙げた。後半64分には、途中出場の浅野拓磨(シュトゥットガルト)が獲得したPKを、清武が落ち着いて決めて3点目。後半アディショナルタイムの94分には、途中出場の小林祐希(ヘーレンフェーン)が代表初ゴールを挙げて、4-0で快勝を収めた。

 試合後のインタビューで、「我々にとって本当にいいテストでした」と満足している様子のハリルホジッチ監督だが、「いい発見があったが、よくないことも発見できました。まだまだトップパフォーマンスじゃない人間もいますね」と振り返った。

 新戦力については、「多くのプレーヤーにチャンスを与えました。何人かはうまくそれを使って、何人かはダメでした」と厳しい評価も。それでも、2ゴールで期待に応えた大迫については、「2点取りましたが、クラブとは違う役割を与えました。この2点がサウジアラビア戦に向けていい候補になったかなと思います」と称えた。

 日本代表は、15日に行われる2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選第5節で、B組首位サウジアラビア代表と対戦する。大一番を前に指揮官も「しっかり調整していきたい」と切り替えた。

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