U-19日本代表は準々決勝でタジキスタンと対戦する [写真]=JFA
U-19日本代表は24日、U-20ワールドカップの出場権を懸けてAFC U-19選手権・準々決勝のタジキスタン戦に臨む。
AFC U-19選手権は1年後に行われるU-20W杯のアジア予選を兼ねており、上位4カ国に世界大会への出場権が与えられる。
過去5大会を振り返ると、日本は2006年に準優勝を果たしたのを最後に、以降4大会はいずれも準々決勝で敗退。長らくW杯出場権を逃している。
■2006年(インド大会)
最後にU-20W杯の出場権を獲得した2006年大会には、槙野智章、内田篤人、柏木陽介らが出場し、グループステージを2勝1敗で首位通過。準々決勝のサウジアラビア戦を2-1で制し、7大会連続となるW杯出場権を獲得した。その後、準優勝ではPK戦の末に韓国を破ったが、決勝ではPK戦で北朝鮮に敗れ、準優勝に終わっている。
▼主な出場選手(当時所属クラブ/現所属クラブ)
槙野智章(サンフレッチェ広島/浦和レッズ)
内田篤人(鹿島アントラーズ/シャルケ)
森重真人(大分トリニータ/FC東京)
柏木陽介(サンフレッチェ広島/浦和レッズ)
▼グループステージ
北朝鮮、イラン、タジキスタンと同組
2勝1敗で首位通過
▼準々決勝
vsサウジアラビア:2-1◯
▼準決勝
vs韓国:1-1(PK:3-2)◯
▼決勝
vs北朝鮮:1-1(PK:3-5)●
■2008年(サウジアラビア大会)
2008年大会には香川真司や柿谷曜一朗らが出場。グループステージは2勝1分けと無敗で首位通過したが、準々決勝で韓国に0-3と完敗を喫し、8大会ぶりにW杯出場を逃すこととなった。
▼主な出場選手
香川真司(セレッソ大阪/ドルトムント)
原口元気(浦和レッズユース/ヘルタ・ベルリン)
水沼宏太(横浜F・マリノス/FC東京)
柿谷曜一朗(セレッソ大阪)
▼グループステージ
サウジアラビア、イラン、イエメンと同組
2勝1分けで首位通過
▼準々決勝
vs韓国:0-3●
■2010年(中国大会)
酒井高徳や宇佐美貴史らを擁して臨んだ2010年大会はグループステージを3戦全勝で突破。しかし、準々決勝ではまたも韓国に2-3で敗れ、2大会連続でベスト8敗退となった。
▼主な出場選手
遠藤航(湘南ベルマーレユース/浦和レッズ)
酒井高徳(アルビレックス新潟/ハンブルガーSV)
小林祐希(東京ヴェルディユース/ヘーレンフェーン)
宇佐美貴史(ガンバ大阪/アウクスブルク)
▼グループステージ
UAE、ベトナム、ヨルダンと同組
3戦全勝で首位通過
▼準々決勝
vs韓国:2-3●
■2012年(UAE大会)
2012年大会には大島僚太や久保裕也が出場。1勝1分け1敗と苦しみながらも2位でグループステージを突破したが、準々決勝でイラクに1-2で敗れ、3大会連続でW杯出場を逃した。
▼主な出場選手
遠藤航(湘南ベルマーレ/浦和レッズ)
岩波拓也(ヴィッセル神戸)
大島僚太(川崎フロンターレ)
久保裕也(京都サンガF.C./ヤング・ボーイズ)
▼グループステージ
イラン、UAE、クウェートと同組
1勝1分け1敗で2位通過
▼準々決勝
vsイラク:1-2●
■2014年(ミャンマー大会)
井手口陽介や南野拓実が出場した2014年大会は2勝1敗でグループステージを首位通過。しかし、北朝鮮との準々決勝でPK戦の末に敗れ、4大会ぶりのW杯出場権獲得は叶わなかった。
▼主な出場選手
中村航輔(柏レイソル)
井手口陽介(ガンバ大阪)
オナイウ阿道(ジェフユナイテッド千葉)
南野拓実(セレッソ大阪/ザルツブルク)
▼グループステージ
中国、韓国、ベトナムと同組
2勝1敗で首位通過
▼準々決勝
vs北朝鮮:1-1(PK:4-5)●
10年ぶりのW杯出場権獲得を目指している今大会は、グループステージ3試合をすべて無失点に抑え、2勝1分けで首位通過を果たした。運命の準々決勝タジキスタン戦は日本時間24日22時15分にキックオフを迎える。
By サッカーキング編集部
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