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ベンチで悔しさ露わに 原口がPK献上を反省「気をつけないといけなかった」

2016.10.11

試合後、ベンチで肩を落とす原口 [写真]=Getty Images

 2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の第4節が11日に行われ、日本代表はオーストラリア代表と1-1で引き分けた。試合後、先制点をマークした原口元気(ヘルタ・ベルリン)がコメントを残している。

 最終予選で2試合連続ゴールと好調を維持している原口は前半に先制点をマークした。高い位置で原口がボールを奪い、長谷部誠、本田圭佑と繋いで最後はエリア内に抜け出していた原口が冷静にゴールへ流し込んだ。一方で後半には、自陣エリア内で相手選手を倒してPKを献上すると、これをオーストラリアに決められて同点。そのままドローで決着した試合の終了後、ベンチには呆然とする原口の姿があった。

 先制ゴールのシーンに関して原口は「狙い通りです。まさに狙い通り、監督の言っていた通りショートカウンターがはまった。圭佑くんが一つタメて、そのタイミングで裏に出てくれという話をしていた」と、プランどおりだった得点を振り返っている。

 守備面に関しては「11人全員が規律を持って、非常にいいポジショニングで相手に何もチャンスを与えないような守備ができていました」と一定の評価。一方でPKを与えたファウルの場面については「本当にプラン通りにいっていましたし、一人一人がノーミスでいっていたので、だからこそあのシーンは、悔やまれるというか、申し訳ないというか」とコメントした。「PKだったと思うし、僕が止まれなかった。今日のジャッジ的に並行で横からぶつかってもファールになることが多かったので、なおさら気をつけないといけなかったと思います」と反省している。

 アウェーで勝ち点1を手にした日本は次戦、11月15日にサウジアラビア代表をホームに迎える予定だ。結果的に失点に絡んでしまったが、3試合連続ゴールを記録している原口には攻撃面で一層の貢献が期待される。

By サッカーキング編集部

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