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「楽しめると思う」 柏木、自身初のW杯最終予選は「成長できる大会に」

2016.08.29

自身初のアジア最終予選に臨むMF柏木陽介 [写真]=JFA

 9月1日、日本代表は2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の初戦を迎える。所属する浦和レッズのホーム・埼玉スタジアムで迎えるUAE(アラブ首長国連邦)戦へ向けて、MF柏木陽介が思いを明かした。

 柏木にとって、出場すれば初となるワールドカップのアジア最終予選。「難しいとは思ってますけど、自分らしく、自分のよさを出していくだけかなと。ここを乗り越えてこそ、自分にとっての本当の強さが身に着くというか、成長できる大会になるかなと思っている。いろいろプレッシャーはあると思うけど、初めての分、それを楽しめると思う。俺は思い切って自分の良さを出していく。みんなに物怖じじゃないけど、自分の言いたいことも言って、コミュニケーションを取りながら、遠慮せずにプレーしていくことが一番重要かなと思っています」と、初めてだからこそプレッシャーを必要以上に感じずにプレーできると口にした。

 最終予選のイメージについては、「悪い言葉で言えば、ワールドカップはお祭りじゃないですけど、本当にここ(アジア最終予選)が一番厳しいとこやなっていうのはみんなと話しててすごく感じている。ワールドカップはもちろん勝ちたいけど、ここでまず勝ち上がらないと何も始まらないっていうのはみんなよく言ってるし、すごく難しい戦いになるっていうのも分かっているつもりです」とコメント。アジア最終予選では、特に中東でのアウェー戦で厳しい戦いが強いられるとされるが、柏木はそこに関しては自信があると明言した。

「五輪の最終予選も戦って、あの厳しさを知ってるし、気候も違うし、ご飯も違う中で、難しいとは思うけど、結構俺の中では楽しかった。アウェーこそ、結構自分の実力出せてたかなっていうのは自分の中である。日本でいろんな人が見ててくれる中でやるよりも、あんまり日本の方がいない方がプレッシャーなくできてたかなって思ってるから、それを期待しようかなと思ってます」

 柏木はボランチでの起用が濃厚で、長谷部誠(フランクフルト)とのコンビが予想される。自身の仕事に関しては「しっかりパスを動かすこと。相手は疲れてきたら集中力が切れてくると思うんで、しっかり相手を動かすことと、中と外の使い分け、そして長短のパスの使い分けってところは自分が一番できるかなと。そこには自信を持ってるんで、そうやって相手を動かしながら、決定的な仕事をしたい。相手によってはこっちも守備を固めながらカウンターを仕掛けていく試合もあるだろうし、自分がいつ出てもいい状況を作っておくってことが必要になると思う」と話し、状況に応じて自分の良さを出せるように準備することが大事だと強調した。

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