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日本代表GK川島永嗣の新天地はフランス1部…メス加入決定「新たなチャレンジが心から楽しみ」

2016.08.02

2016-17シーズンはフランスでプレーすることになった川島永嗣 [写真]=Getty Images

 リーグ・アンのFCメスは1日、日本代表GK川島永嗣と契約を締結したと、クラブ公式HPを通じて発表した。

 川島は同日、自身の公式ブログ(http://globalathlete.jp/eiji-kawashima/289)を更新。「フランス1部リーグのMetzと2年契約でサインしました」と報告すると、「この夏もチームが決まるまで時間がかかりましたが、ここからまた日本人GKとしての新たなチャレンジが始まります。やっぱりGKのマーケットはいつでも一筋縄にはいきませんね(笑)」と続け、昨シーズン終了後にスコットランドのダンディー・ユナイテッドを退団してから、新天地がなかなか決まらなかった状況を振り返りつつ、「ここからはポジションを勝ち取るとこからスタートですが、Metzというフランスでも歴史のあるチームで、この新たなチャレンジが出来ることが心から楽しみです。道のりはまだまだ厳しいと思いますが、とりあえず、の選択肢ではなく、こういった本気のチャレンジができることに本当に感謝したいと思います」と、新たな挑戦に胸を高鳴らせているようだ。

 また、「僕の夢でもあったこのヨーロッパの5大リーグで日本人GKとしてプレーする、という夢に一歩近づくことができました」と、FCメスと契約したことについて触れ、「いつも応援して下さる皆さん、そしてサポートしてくれた方々、いつも支えてくれる家族に心から感謝です。まだまだ続くチャレンジ、これからも応援宜しくお願いします!」と、新天地での活躍を期している。

 なお、川島は自身のブログ内で2年契約を結んだとしているが、クラブは1年契約を締結したと発表している。

 川島は1983年生まれの33歳。2010年夏に川崎フロンターレからベルギーのリールセへ移籍。2年間プレーすると、2012年夏には同国内の上位クラブであるスタンダール・リエージュと3年契約を締結した。2015年夏に契約満了に伴って同クラブを退団すると、同夏の移籍市場では移籍先が決まらず、2015年末にダンディー・ユナイテッドに入団することが発表。約半年の在籍で同クラブを退団し、無所属の状態で新たなクラブを探していた。

 FCメスは2014-15シーズンにリーグ・アンで19位となり、リーグ・ドゥ(2部)に降格したが、昨シーズンは3位となり、1年での1部復帰を果たしている。リーグ・アンでは今シーズンからマルセイユに日本代表DF酒井宏樹が加入している。

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