サッカー大会で優勝した西宮SSとフレームに収まる香川真司[写真]=白井誠二
ドルトムントに所属する香川真司が主催する初の小学生大会「#ShinjiDream Cup in 兵庫」が26日、三木総合防災公園陸上競技場で行われた。
8人制で行われたサッカー大会には、兵庫県内の2、3年生で構成された24チームが参加。全チームを合わせて約400人の選手が出場した。会場では、香川によるサッカー大会決勝戦の実況中継や専属トレーナーの谷田亮太さんによるストレッチクリニッック、サイン入りグッズが当たるチャリティ抽選会など、多くのイベントが用意され、5000人を超えるファンが香川の企画したイベントの一つひとつを楽しんだ。
Q&Aのコーナーでは、会場に来た人の中から抽選で選ばれた人の質問に回答。「サッカー選手になる以外で、子供の頃の夢は?」との問には「サッカー選手は、一番大きな夢だった」と前置きをしつつ「子供の頃は、バスケや野球、球技は色々やりました。子供の頃は外でサッカーをしたり、思いっきり走って遊ぶことが大事」と返した。
「結婚はしたいですか?」の質問には、「したくないです(笑)」と即答。日本代表のメンバーが次々に結婚、交際宣言している点については「刺激は受けるけど……」と言葉を濁した。
西宮SSと芦屋FCの対戦となったサッカー大会決勝戦で香川は、自身初となる解説を担当。出場選手の名前を呼び、良いプレーを褒めるなど、子供が主役のイベントらしい解説を披露した。初解説については「新鮮な体験だったけど、難しかった」と振り返っている。
解説後、イベントに特別参加した熊本県のPRキャラクターくまモンとチームを組み、優勝した西宮SSと対戦。この日のために用意された背番号“くまモン”のスペシャルユニフォームを着て試合に望んだ。香川の強烈なキックオフゴールで幕を上げたスペシャルマッチは、くまモンの好プレー、珍プレーもあり4-4で終了。3本勝負で行われたPK戦では香川が2度シュートを外し、西宮SSに花を持たせる形で試合は終わった。
閉会式ではサイン入りグッズがプレゼントやあなたの夢を叶える企画など、大会参加者だけではなく観客も楽しめるイベントとなっていた。
約6時間にわたるイベントは無事に終了。「今後は全国で開催して多くのファンや子供たちと触れ合いたい。今日は沢山の人が集まってくれて、このイベントを支えてくれた人、すべての人に感謝したいです。素晴らしい一日になりました」と感謝の言葉で締めくくられた。
By サッカーキング編集部
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