2016.03.28

「戦う精神」を求めるハリル、闘志むき出しで首位突破へ「美しく終わる」

ハリルホジッチ
シリア戦前日会見に出席したハリルホジッチ監督 [写真]=兼子愼一郎
サッカー総合情報サイト

 日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が28日、2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選のシリア代表戦に向けた前日会見に出席。「最後の試合で我々の決勝戦だ。このグループで一番強い者同士の戦いになる。ファイナルということは勝たないといけない。簡単な試合ではない」と闘志を燃やした。

 2次予選最終戦の相手は首位の日本と勝ち点差わずか「1」で2位につけるシリア。ハリルホジッチ監督も「間違いなく得点率の高いチーム」と言うように今予選グループEで、日本より4ゴール上回る最多の計26得点を挙げいる。「クオリティもあるチーム。我々よりも多く点を取っているから得点能力は高い」と攻撃力への注意を挙げる一方で、挑発的なプレーにも警戒心を高める。

「特に彼らの誘いに乗らないようにしないといけない。彼らはリズムを壊しにくる。そういう罠に引っかからないようにしなければならない。シミュレーションもしてくるだろうし、演技もしてくるだろう。レフェリーの方がそういったシチュエーションを理解してくれることを望んでいる。これは選手にも警告した。真剣に真面目に準備をしようと」

 この試合は、首位突破を懸けた直接対決。「まずは勝つということが大前提になるが、失点をしないことも目的になる。美しく終わること、この2次予選で1位が大前提」と意気込むハリルホジッチ監督だが、「楽観的でいられる」とも話す。その裏には、前日27日に行われた非公開練習で、ハリルホジッチ監督も「本当にずっと見たかった試合だった」と絶賛するほど白熱したミニゲームが繰り広げられたからだという。

「昨日のトレーニングで本当に丁寧さ、強度を彼らが見せてくれた。今日もしっかりやってくれると思うが、昨日のようなトレーニングを明日の試合でも出してくれれば楽観的にいられる。かなりレベルが高かった。ボールがものすごく動いて本当にすごかった。宇佐美(貴史)はハーフナー(・マイク)にものすごいタックルをしていた。信じられない。リーグ戦では一回も見たことがない。センターバックのようなタックルをしていた。攻撃のクオリティも高かった」

 この宇佐美の闘志溢れるプレーにはハリルホジッチ監督も触発された様子で、「リスペクトはOK。伝統もOK。しかし、例えば相手が我々を叩いてきた時、それを謝る必要はない。ストップと言わなければならない。こっちも殴る可能性があるよ、と。DFも一緒です。いつも下がりながらのディフェンスではダメ。前に行きながら奪わないといけない。いくぞ、高い位置で奪うぞ、と。こういうのはレボリューションですね。パーソナリティ、キャラクター、性格のこととか、そういったことを変えなければいけない。人間性は本当に素晴らしいが、これからは戦う精神にならないといけない」と相手に敬意を払い過ぎず、闘争心むき出しでプレーするように変化を求めた。

 ハリルホジッチ監督自らも、24日に行われたアフガニスタン戦では日本代表に変化をもたらした。主に採用してきた「4-3-3」から、「4-4-2」に変更。「我々はバルセロナのような3トップをやっている。サイドのアタッカーもゴールを取らないといけないという役割だ。色々なリスクも取りながら、真ん中の選手がどのような組み合わせがどうなるかを試してきた。人々を楽しませるために行ったオーガナイズではない。何人かの選手を試してみたい、何人かの選手を疲労回復させたいという状況だった」と改めて説明すると、「そして明日はまた変更がある。もしかしたらみなさんに新しいオーガナイズを見せるかもしれない。これは選手の長所を使ってオーガナイズを作るということです」と新たなシステムの採用を示唆しつつ、現状のベストメンバーで臨むと話した。

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