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レスター岡崎の活躍から刺激を受ける本田「僕たちにとって勇気になる」

2016.03.22

22日に埼玉県内でトレーニングを行った本田圭佑 [写真]=兼子愼一郎

 日本代表は2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア2次予選のアフガニスタン代表戦(24日)、シリア代表戦(29日)に向けて、22日に埼玉県内で合宿2日目を迎えた。

 この日から合流したミラン所属のMF本田圭佑は別メニューで調整。「移動(による疲れ)を軽視するな」というヴァイッド・ハリルホジッチ監督の指示のもと、リカバリーに務めた。

「選手たちとも久しぶりにお互いの考えてることを共有できたらいいなと思います」と話す本田は、この数カ月で自身の立場も大きく変わった。前回の代表活動があった昨年11月はミランでベンチを温める日々が続いていたが、同12月にスタメンを勝ち取ると、以降はリーグ戦14試合連続で先発するなどチームに欠かせない存在となった。「基本的には(代表とクラブは)別物だって考えている。とはいえ、コンディション的なものとかはやはりリンクするものもある。タイトな日程ですけど、できることはやらないといけないですよね」と、意気込みを述べている。

 そのミランでは主に右サイドでプレーしているが、ハリルホジッチ監督はFWとしての役割を求めている様子。本田は、「徐々に整理したい」と話しつつ、「逆に楽しいですけどね。そんなことまでできるっていう自分自身にとっても挑戦だったりするんで、もしかしたら自分にとっても新しい発見があったりするかもしれない。求められてることが全く違うっていうことも、期待がかかってるってことなんであれば、自分にとっては非常に充実する要求ではないかなと思ってるんで」と、ポジティブに捉えた。

 そして、現在プレミアリーグで首位に立つレスターと、同クラブでレギュラーとして活躍しているFW岡崎慎司についても言及。前日にはDF吉田麻也(サウサンプトン)が「正直、尋常じゃないと思います」と称えていたが、本田も「(日本)代表だけではなく、レスターの活躍はおそらく世界のサッカー界すべての人に何かしらいい刺激や勇気を与えてるんじゃないかと思います。僕たちの職業というもので見ると、そういうことをいかに多くの人たちに示せるかということを求められてる。そういう意味では、それを今、代表してレスターや岡崎が示せてるってのは、本当の意味でプロの僕たちにとって勇気になってますよね」と刺激を受けていると明かし、称賛の言葉を送った。

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