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チーム唯一の大学生、DF室屋成「どこでも意識次第で成長できる」

2016.02.01

AFC U-23選手権でプレーした室屋成 [写真]=Getty Images

 1月31日、AFC U-23選手権カタール2016を優勝したU-23日本代表が羽田空港に到着し、DF室屋成が取材に応じた。

 明治大学3年生の室屋は、チーム唯一の大学生プレーヤーとして大会に参加した。「やっぱり驚きましたし、その分、このメンバーで、代表としてスタメンで戦えるというのはすごく誇りに思いましたし、絶対糧にしてやろうと意識していました」とメンバーに選出された時のことを振り返った。

 大会中に大学の試験があったため、「1週間くらいは追試がある」と明かした室屋。カタールでは「(勉強は)一切していない」と苦笑いし、「勉強もしないとダメです」とコメントした。

 大阪府出身の同選手は、小学生時代にMF南野拓実と同じチームでプレー。「親同士もすごく仲良い」関係だという。「向こうはいつも代表に入っている選手なので。俺が入って一緒にやれて、すごく不思議な気持ちですけどね。でも拓実と一緒にオリンピックの切符をとれてすごく嬉しいです」と喜びを示し、「いつも拓実が僕の前を走って、プレーしていて、やっぱり目標というか。いつか追いつきたいという気持ちでプレーしています」と、オーストリアのザルツブルクでプレーする南野を“目標”とした。

 同選手の在籍している明治大OBの日本代表DF長友佑都は、大学在学中の2008年にFC東京へ入団した。室屋は、リオデジャネイロ・オリンピック本戦のメンバー入りへ向けて環境を変える可能性はあるかと問われ、「大学でやるかはまだ監督と話し合わないと、今は何もわからない状況。もちろんどんどん上でプレーしたいという気持ちはあります」と回答。「どこでも自分の意識次第で成長できると思います。そういう高い意識を持ってプレーしたいです」と今後へ向けての意気込みを口にした。

 今夏に行われるリオデジャネイロ五輪は、8月4日にグループステージが開幕し、20日に決勝が行われる。

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