シンガポール戦にフル出場した柏木陽介 [写真]=兼子愼一郎
2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選が12日に行われ、日本代表はシンガポール代表と対戦し、3-0で勝利。同予選4連勝で再びグループEの首位に浮上した。試合後、ボランチでスタメン出場したMF柏木陽介がインタビューに応じた。
柏木は試合全体を振り返って、「2点目以降もチャンスはあったけれど、結局3点で終わってしまった。後半はちょっとうまくいかなかったですね。今までは前半が悪い試合が多かったけど、今回は前半の入りが良かっただけに、後半の入りをもっと良くしていれば、もっと違った試合になっていたと思う」と話し、前半と後半で大きく内容が異なる試合になってしまった点を反省した。
日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「柏木をスタメンにして正解だった」とコメント。これについては、「まだ話していないのでわからないですけど、僕は満足していない。もっと強くなった相手に対して自分がどれだけできるのか試していきたいし、日々成長していきたい」と語り、まだまだ向上心があることを強調した。
現在27歳の柏木は、「次また出れるかわからないし、今日もドキドキしたまま試合に入りました。昔と違って出ても出なくても自分は良い準備をしているし、今は大人な感じで過ごせている。出たらしっかり結果を出すし、途中からでも自分が何をすべきか試合を見ながら考えている」と話し、どんな形であれ出場する時のための準備はしっかりできていると胸を張って答えた。
By サッカーキング編集部
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