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手倉森監督に嬉しい悩み…初招集組の活躍を喜ぶも「絞るのが辛い」

2015.10.30

サガン鳥栖との練習試合に臨んだ手倉森監督(ベンチ内右端)

 U-22日本代表候補は、トレーニングキャンプ最終日となった29日にサガン鳥栖と練習試合を実施し、7-0で勝利を収めた。

 チームを率いる手倉森誠監督は「7点取ったことはすごいけれど、これまで得点を取れなかった分、帳尻を合わすような人生ってあるんだな(笑)」と大量得点を奪った試合を振り返る。

 試合前には「全員守備・全員攻撃で、攻守においてボールと人が連動していくというチームコンセプトを実践して勝ちたい、という話をした。あとは相手の心理を読むこと。ひるんだ時に隙が出るから、その隙を突ければ良い」と選手たちに伝えたという。「まさしく相手のミスを突いた得点が量産された」と一定の手応えを得た様子。

「このチームは本当に失点が少なくなってきてるという手応えを感じている。その先に1-0で勝つ覚悟を持っていれば、こういった対戦も起こり得るんだと、練習ゲームだけど分かった」と無失点で終えることの重要性を語ると、センターバックでフル出場したDF奈良竜樹FC東京)とDF岩波拓也ヴィッセル神戸)について考えを述べた。

「あいつらはもっとやらなきゃいけない。センターバックってコンビネーションもある。あの2人には20、30分で交代して、その時間が無失点だったことで満足されても困る。90分の中であいつらが出て無失点に抑えたことで、奈良は特に自チームで出場機会がない分、良い経験になった」

 また、今回の合宿で初招集となった浦和レッズ所属のMF関根貴大が福岡大戦に続き先発出場。手倉森監督は「初招集組も、トレーニングとミーティングでものすごく戦術理解度が高いことを示してくれた。彼は浦和レッズでやっていたようなプレーをしてくれたので、非常に満足している」と、初招集組を高く評価した。

 28人を招集した5日間の合宿もこの日で終了。「今回、多くの人数を招集できて本当に良かった。常連組もまだまだ他の選手を見ているんだっていうところが伝わったことで、ものすごく良い刺激になったと思う。新しく来た選手たちが普通にやることで、また危機感も高まってきているし、非常に良い集団になってきた。世代が少しずつ広がってきてるっていうのは、日本のサッカーにとって良いこと」とチーム内での競争に喜びを示した。

 リオ五輪予選を兼ねたAFC U-23選手権2016は、来年1月に行われる。初招集組の活躍で「メンバーを絞るのが辛いなという感じ。(絞り込みは)当分先にしようかなと思っている。ものすごく労力がいるから(笑)」と嬉しい悩みを口にした。

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By サッカーキング編集部

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