7日に取材に応じたFW岡崎慎司 [写真]=兼子愼一郎
8日に行われるロシア・ワールドカップ アジア2次予選のシリア代表戦に向け、日本代表は7日、試合が開催されるオマーンの首都マスカットで練習を行った。
FW岡崎慎司は練習後、「今、チームの調子はすごくいいし、誰が出てもいいパフォーマンスができる状態にある」と、チームの好調ぶりを明かすと、「もちろん、自分もいいコンディション状態にある」と自身も好調だと明かした。
しかし、今シーズンからプレーするレスターでは、8月15日に行われたプレミアリーグ第2節のウェストハム戦で初得点を記録して以来、2ゴール目が遠い岡崎。「今プレミアリーグでなかなか取れない時期が続いている」と認めるものの、「もともと自分はゴールへの意欲が強い」とし、「代表の試合で自分がゴールを取って、チームを楽にしたい」と意気込んだ。
また、試合に向けて、「いい形をどれだけ作れるかだと思うし、そのなかで結果を出せるかだと思う」と見据えると、「それは自分の仕事だと思います」と結果を出すことを誓った。そのためには、「自分が主導権を握って、自分から動き出すことが大事。味方に合わせるというよりは、自分がその状況、状況で最善のポジションを取って、そしてチームを引っ張っていくのが大事」と、パスを引き出す動きが重要と主張。続けて、「ゴールまでの自分の動きを味方に生かしてもらえれば、あとは自分が決めるだけなので、それを明日は心がけたい」と、ゴールへのイメージを明かした。
現在、日本はグループEで2位。勝ち点差2で首位に立つシリア代表との決戦を前に岡崎は、「チームとして絶対に勝ちたいという思いを出しながらトレーニングしている。(ブラジル)ワールドカップに負けてから、もう一度ワールドカップに行きたいという気持ちを今も持っている。その気持ちを明日(8日)出して、しっかり勝ちたい」と、2014年ブラジル大会での悔しさを糧に勝利を誓った。
By サッカーキング編集部
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