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3発での勝利も不満のハリル、決定機外した香川に「冷静さがほしかった」

2015.09.04

カンボジア戦に出場した日本代表MF香川真司 [写真]=兼子愼一郎

 2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選が3日に行われ、日本代表はカンボジア代表と対戦し、3-0の勝利を収めた。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督就任以来、公式戦では5試合目で初勝利となった。

 試合後、会見に応じたハリルホジッチ監督は、先発したマインツ所属のFW武藤嘉紀とドルトムント所属のMF香川真司について言及した。

 同監督は、無得点に終わった武藤に関して、「彼こそ活躍してほしかった」と期待を寄せていたことを明かすと、「動き出しが早すぎて前に行き過ぎたり、遅すぎたりしたが、バリエーションはかなりあったし、それは満足している」と、課題を指摘するも及第点だとコメント。

 1ゴールを決めるも、決定機でミスをした香川には、「ゴール前でもう少し冷静さをもってほしかった。もう少しの正確さで得点が入ったと思う。まだ足りない。でも改善するし、そこは楽観的に考えている」と苦言を呈しつつ、今後に期待をしている。

 そしてチーム全体について、「何人かには満足しているが、何人かには満足していない。私は勝ったので満足しているが、もっともっと得点は取れた。批判ではなく、気づきです」とコメントすると、「我々に厳しい要求を続けてください」と日本代表に対して厳しい評価を求めた。

 日本代表は、8日にイランの首都テヘランにあるアザディ・スタジアムでアフガニスタン代表と対戦する。

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