シンガポール戦に臨んだハリルホジッチ監督 [写真]=浦正弘
日本サッカー協会(JFA)は23日、EAFF東アジアカップ2015に臨む日本代表メンバー23名を発表した。
今回、FW登録の選手を6名選出。その背景には6月に行われたロシア・ワールドカップのアジア二次予選、シンガポール戦の結果が影響しているようだ。
会見に出席したヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、シンガポール戦について「素晴らしい試合をしたが、最後の決定的な仕事ができなかった」と、改めて決定力不足を指摘すると、「A代表でしっかり得点できる選手を見つけることが課題」であると主張した。今の日本代表には、「リーグ戦で25〜30点を取れる選手、強豪国を相手にしても点を取れる選手」が必要であるとの見解を示した。
また、「新しい選手を見つけたい」と繰り返す指揮官は、「特に中盤と前線の選手は頻繁に入れ替え、できるだけ多くの選手にチャンスを与えたい。短期間の3試合で戦えるどうかを見せてもらいたい」とコメント。
同時に「できればカップを持って帰りたい」と優勝を目標に掲げ、「大事なのは結果。我々はアウェーで勇気、決断、そして野心を見せることでようやくチームが成長する。勝つことを強く要求していきたい」と、結果へのこだわりを見せている。