国内合宿5日目で合流した香川真司 [写真]=浦正弘
11日に行われるキリンチャレンジカップ2015のイラク戦、16日に行われるロシア・ワールドカップ、アジア2次予選初戦のシンガポール戦に臨む日本代表は6日、海外組のみで国内合宿6日目を行った。
前日から合流したドルトムント所属のMF香川真司は、記者団の取材に応じ、自身3度目となるワールドカップ予選について語った。
香川は、10日後に迫る今回の予選について「すごく難しいです」とコメントすると、「特にアウェーっていうのは予選に関わらず特に難しい」とアウェー戦を警戒。
「ただやっぱり監督も言ってますけど、ワールドカップはすぐそこにあるし、そこをまずは勝ち取らなくちゃいけない」と、ロシア大会の出場権獲得を最低条件に掲げ、「ワールドカップに出る大前提として、ワールドカップで勝つイメージを持って戦っていかないといけないと思う」と、予選でも本大会での戦い方を意識して臨むべきだと主張している。
さらに香川は、「代表はそんなに集まれるチームでもないですし、ホントに1つ1つの戦いと練習でやっぱり僕たちもハードワークしていくしかないんでね」と、代表での練習や試合を大事にすると語り、「世界で勝つことを意識してこういう大会に臨みたいと思います」と、新たに始まるワールドカップへの道を前に意気込みを語った。